第27夜 第1指令


                 日時: 平成15年1月4日(土)午後3時
                 場所: たまや


 参加者: Aptiva野郎さん、大左衛門さん、あぷともさん、odabooさん、ボギーさん、しろちゃん、にっしー

 本日の主役: 甕幻(本坊酒造)、金兵衛(種子島酒造)種子島しまむらさき(高崎酒造)
 
 本日のショケ:すき焼き、タコ刺し、おでん盛り合わせ、そば、サラダ、その他思い出せない。(-ー;).

  
  薩摩精酎組1番隊隊長Aptiva野郎さんから本年最初の飲ン方指令が入ったのは、昨年12月始めのことであった。 大左衛門さんの帰省に合わせて、迎撃作戦を命じられたのである。 しかも隊長自ら新年早々バスで加世田に出向き、激戦を交えた後、バスで県都のビバリーヒルと呼ばれる吉野まで帰還するという、常人ではとても考えつかないようなヒットアンドウェー奇襲作戦である。

  鹿児島行き最終バスは18:30加世田発。 となると、飲ン方は遅くても3時開始・・・。(・_・) 幾ら新年とは言え、真っ昼間から飲める所なんて勤勉の町加世田にあるだろうか(-_-?)、等と場所探しに苦慮し、作戦計画の報告を出来ずにいた。(-ー;) 
  年明け早々、「ないをずんだれちょっとな!(-'-)」とAptiva隊長の逆鱗に触れたのは言うまでもない。(^_^;) 困ったときには好味亭頼みである。 好味亭の女将さんは、1月4日午後4時より常連客(もちろん加世田焼酎伝道師の面々も参加予定)を集め好味亭杯ボーリング大会企画に忙殺されていたのだが、ショケは乾き物だけでオッケーと言うことで、当日3時から店を開けて貰うことにした。\(^o^)/甕幻と金兵衛
  ところが当日午前中に女将さんより、拠ん所ない急用でお店を開けられないと連絡が入ったのである。(>_<)

  困り果てAptiva隊長の携帯をコールすると、10:30に県都を発ち、既に谷山市街地を走っていると言うではないか。
  はっ、早過ぎる・・・!(-ー;)

  12:00、Aptiva隊長加世田着。 事の顛末を告げると、にこやかに「さつま大海」を年賀に差し出す顔が、落胆のあまり潮が引く如くさ〜っと曇って行った。(^_^;) 「まあ、どげんかなったっが。いざとなれば、中華料理屋の円卓でんよかとじゃなかな〜。」等と適当に言い繕いながら、院長室でAptiva隊長フェイバリット焼酎「さつま白波干支ラベル」を勧め懐柔を図る。(^^ゞ)

  窮余の策は・・・(-_-?)、ダメモトでたまやに電話すると、・・・な、なんと・・・「よかよ〜。(*^_^*)」と快諾するではないか。 Aptiva隊長が喜色満面になったのは、もちろん「さつま白波」だけのせいではないだろう。(^^)

  15:00迄、ラーメン店で景気付けの焼酎を飲み、マルダイ酒店を襲撃しては試飲を強要する・・・、結局ずっと飲んでいたのですな〜。(^^ゞ)

  14:50、マルダイ酒店で調達した「甕幻」を持参し、たまや到着。 奥の座敷に通されると既に5名分の料理が準備されていた。 「女将さん、今日から仕事ね? 営業時間前にごめんな〜。m(_,_)m」と挨拶すると、「いや〜、今日も休みじゃいよ〜。(*^_^*)」との返事。 休みに無理に店を開けて貰って恐縮することしきり。(^_^;)

  15:00丁度に大左衛門さんあぷともさんが到着。
  年初の挨拶もそこそこに、「人間は不思議な縁で結ばれているもんですな〜。」と会話が弾む。 大左衛門さんは隣町金峰町出身で加世田の情報として拙サイトを覗き、BBSにも書き込まれていたのだが、なんとAptiva野郎さんの同僚であるあぷともさんの兄上とのこと。 本当に奇遇である。 あぷともさんの職場の部長どんは小生の高校時代の同期生。 さらに色んな共通する知己がいたのである。 「ほらまた繋がりまっしゃろ!」と何故か関西弁で喜ぶ大左衛門さん。(-_-?)金兵衛
  彼は仕事の関係で現在お江戸に住んでいるが、本拠地は関西で、奈良に自宅も購入しているらしい。 しかし、しか〜し、昭和30年生まれなのにまだ独身!(・_・) 山登りなど、結構趣味も広くヨカニセなのに・・・。(-_-?) 世のご婦人方の見る目がないのか、はたまた巡り会う機会がなかったのか?

  そう言えば、よ〜ぐさん、Ryoさんと焼酎ノンゴロには、よか歳なのに独身が多いですな〜。(-ー;) これでは日本の出生率低下、高齢化に拍車が掛かるはずですな〜。 決して焼酎のせいだけではないかも知れないが、やはり都会では焼酎=危険と言う誤った先入観が根強いのだろうか? これは由々しき大問題である。 良識ある焼酎ノンゴロ一致団結して、ご婦人方の焼酎ノンゴロに対する偏見払拭のために立ち上がらないといけませんね。(^_^;)
  焼酎ノンゴロ=クール・・・今年はこれを大々的にアピールして行きませう。(^^ゞ)

  あぷともさんはAptiva野郎さんよりは若干年長だが、やはり同じ釜の飯を食っている仲間同士、よく呼吸が合っている。 いつもの飲ン方同様にくつろいで貰っているのが何とも嬉しい。 さらに一升瓶を抱いて写真に写る姿が眩いばかりに輝いている。 やはり我々同様焼酎を溺愛しているのであろう。 当日は「甕幻」の他に、たまやにあった「金兵衛」も愛おしげに抱きかかえポーズを取っていた。(^_^;)
  途中、秘剣師と電話が繋がり新年の挨拶をする。 大左衛門さん達も網焼酎界きっての著名人と語らい、殊の外楽しげである。(^^)

全員集合  17:30頃、odabooさん、ボギーさん及びしろちゃんがボーリング場より駆けつけ、総勢7名でワイワイ賑やかな飲ン方になる。
  焼酎ノンゴロにとって楽しく飲む時間が短過ぎるのは悲しい宿命。 特に心の共鳴しあう同志との時間は瞬時に過ぎてしまう。

  18:00過ぎになり県都行き最終バスの時間が近づき、「おいげぇ泊まって明日帰れば?まだゴイゴイ飲んが!」とあぷともさんが誘う。
「うんにゃ、今日帰らんとがらるっ!」と誘惑を振り切り、Aptiva隊長は車窓の人になった。 しかし、これは大正解だったのである。 翌日鹿児島市は記録的な大雪で、とりわけ吉野方面の交通機関は麻痺状態。 丸2日間南薩に止まざるを得ず、家族の顰蹙を買うのは必定だったであろう。 さすがAptiva隊長、予知能力も凄い!(^_^;)

  それから6人で更にワイワイ飲んでいたが、痴酔性健忘症のためどの様な状況だったのか殆ど覚えていない。(-ー;)
  確か20:00頃大左衛門さん兄弟、戦線離脱。 再開を誓って別れた。
  20:30、叔父宅での飲ン方に招集が掛かり、やむなく散会。

  今年は新年早々新たな素晴らしい知遇を得た。 何かしら良い年になりそうな予感が・・・。(^_^;)

  いやぁ〜、ほんのこて焼酎の縁ちよかどな〜!
 
   
表紙 焼酎の部屋 焼酎伝道師の集い 第26夜 砕け散るまで飲め! 第28夜 Be Kagoshima披露宴