第25夜  リベンジ酎(-_-?)


                 日時: 平成14年12月12日(木)
                 場所: 好味亭教会

本日の焼酎
 参加者: たぶっちゃん、Ryoさん、ボギーさん、あーにーさん、マルダイさん島津梅さん、ひげまつさん、おとまつさん、ありさん、ちゅんさん、けんちゃん、しろちゃん、にっしー

 本日の主役金峰(宇都酒造)さつまおはら(本坊酒造)七夕(田崎酒造)「古酒薩摩たなばた」(田崎酒造)旬(尾込商店)、桜島原酒2002年(本坊酒造)、蛮酒の杯(オガタマ酒造)、日本酒、カナダヌーボーワイン
 
 本日のショケ:キビナゴ刺身、鰹タタキ、寄せ鍋、鴨と野菜の煮付け、焼きあごetc.・・・思い出せない。(-ー;)

  Ryoさんが南薩のノンゴロ事情視察のため加世田に来られたのが、昨年の12月13日木曜日(焼酎伝道師の集い第17夜 新生命体?)である。 その超人的な飲みっぷりに、網酎界上最も栄誉ある「新生命体」の称号を授け、ひたすら恭順平伏の意を示したにもかかわらず、Ryoさんは、昨年の飲ン方では実力の全てを見せ付け屈服させたわけではないと言う、我々凡人では到底推し量れない屈辱感に呵まれた日々を送っていたらしい。(-_-?)
加世田焼酎伝道師の面々
 加世田伝道師会ヨクロボ衆。阿鼻叫喚極楽絵図(^^)

  で、今回リベンジ(-_-?)と称して、西蛮夷適おんじょを完膚無きまでに蹂躙殲滅するため、並々ならぬ決意で来加された。(>_<)
  その怨念にも似た飲酎責めは一市井のヨクロボおんじょを震撼させ、加世田の焼酎伝道師の面々のみならず、遠く東市来町のたぶっちゃんはなPさんに救援を求め、酒屋の誠意と美女のお色気で懐柔しようと画策した。 しかしながらはなPさんは、知り合いのご母堂がご危篤とのことで、救援叶わず、小生のみならず、年下のRyoさんまで落胆することしきり。(^_^;) その代わり女性らしい細やかな心配りの七夕を頂いた。\(^o^)/ 感謝感激!勇気百倍である!

  6時半頃たぶっちゃんと3人で好味亭に入った。 女将さんは準備に大わらわであったが、テーブルの上には我々伝導師会へのお歳暮金峰3本括りがでんと鎮座していた。 なかなかの威容で、たぶっちゃんがご持参下さった「古酒薩摩たなばた」他備蓄酎をテーブルに並べてみた。 いや〜、焼酎が群雄する様は壮観ですな。(^^)

  まずは宇都酒造門外不出の「黒麹原酒」で再会を祝して乾杯!。( ^_^)/□☆□\(^。^ ) 次ぎに去年のハナタレを注いだ所で、Ryoさんから「またまた勧め上手だから、去年の二の舞にはならんですよ!(-_-メ)」と牽制が入る。 しかし言葉とは裏腹に、「これは既にハナタレの荒々しさが消えていますね。(*^_^*)」とグイッと呷っている。
  だいたい酔えば酔う程パワーアップする新生命体に栄養源の焼酎を強要するのは、火に油を注ぐのに等しい事ぐらいは学習していますよ。 小生が幾ら理知的制御不可のヨクロボおんじょとは言え、Ryoさん酔い潰しを画策するなど自殺行為にも等しいことを目論むはずがない。(^_^;) 今回の戦略は飲酎量を牽制し、新生命体の理性的判断可能な段階に開放されることを第1義としたのである。(^^ゞ)
  「おいがそひこ信用出来んなら、無理には勧めもはん。 お互い独酌で行っもんそ。(-'-)」と言い放ち、独酌牽制態勢に入る。(^^)
ヨクロボ1
 鍋は瞬く間に空に(^_^;)

  たぶっちゃんは元来、量は行かない方なので猪口に少しずつ付けるように配慮するが、何故か我々と離れた所に座りたがる・・・。(-_-?) 来るべき修羅場を危惧する気持ちは、少しは解るような気もするが・・・。(^_^;)

  火鉢の炭火が起きるのを待って、黒ヂョカに残っていた焼酎を燗付けする。
 「にっしーさん、この焼酎は?(*^_^*)」とRyoさん。
 「こんたないじゃったけ? おそらく『旬』じゃっち思どん。」と答える。
 「やっぱり!尾込さんの焼酎はすぐ解りますよね。(*^_^*)」と納得顔のRyoさん。 斯くの如く尾込ファンは多いのである。

ヨクロボ2
「古酒たなばた」うんまか焼酎です
  我々より遅れること15分ぐらいでしろちゃん登場。 しろちゃんは若干27才、独身。 福岡県出身で何を間違ったか鹿児島に住み着き、odabooさんの薬局に勤める薬剤師さんである。 飲ン方が大好きで、「飛んで火に入る夏の虫」宜しく、我々おんじょ達と週一回交わる事を厭わない好青年である。 何処で飲むにしろ愛車のワゴン車で駆けつけ、飲酒運転することなく、車の中に布団を敷いて泊まるらしい。(・_・) さすがに若い! カナダの妹さんの所に2週間程遊びに行ったとのことで、カナダのヌーボーワインをお土産にご持参下さった。
  最初はこの4人で寄せ鍋をハフハフ言って喰らう。 いや〜、寒い夜には鍋と燗付け焼酎ですな。(^_^)v

ヨクロボ4
腹一杯満足している様子(^^)
  さらに8時前になってあーにーさん登場。 今宵は銀玉遊技には出撃しなかったらしい。 聞けば最近絶不調で、唇を噛み締めながら「蛍の光」を聞く日々が続いたため、今週は自宅謹慎中とのこと。 家にいるとやることがないので、焼酎ばかり飲みまくり不健康極まりないと嘆くことしきり。 ギャンブルと焼酎・・・複雑な相克があるよなないよな・・・。(^_^;)

  続けざまに島津梅さん登場。 中国土産の陳年紹興酒白酎の小瓶を持参している。 後から来た二人は何故か主賓Ryoさんの傍には座らない。 やはり昨年の猛威が大脳皮質に刷り込まれているのだろうか?(^_^;)
  8時半頃にボギーさん登場。 いつもはあーにーさんと共に10時半頃登場するのであるが、やはり今夜は銀玉出撃は取りやめ、自分用に「蛮酒の杯」4合瓶を持参して来た。
Ryoさんご高説開陳
 ご高説に全員深く傾聴する。(^_^;)

  Ryoさんが少しだけ酔ってきたのであろうか、しろちゃんに向かって「都会に於ける若きご婦人と懇ろになる方」を説いている。 田舎おんじょの想像を絶する難行苦行の連続、荒技秘技炸裂らしい。 純情青年しろちゃんは熱心に聞き入っている。 うむぅぅ・・・、若いというのは大変なんですな!(-ー;) しかししろちゃん、余り信用しない方が良いよ。 だって、Ryoさんはこの年になっても独身なんだもん・・・。
 #えっ、そんな問題じゃないって?・・・失礼しました。(^^ゞ) 

  9時頃になってたぶっちゃんが奥様・お嬢様の養母運転代行に収容される。 たぶっちゃんには焼酎を殆ど注がなかったので、よく飲み満足したのかな〜? 奥様に挨拶するためRyoさんと共に表に出る。 奥様の柔和なお顔やお嬢様の今時珍しい純真さを見るに付け、常日頃は全く飲まないご主人を悪の道に引きずり込んでいるような罪悪感に呵まれそうになる。(^_^;)

  9時半頃テニス組4名が合流する。 この辺りから焼酎以外に日本酒紹興酒ワインなどが飛び交い、阿鼻叫喚と化す。 もうこれではRyoさんを牽制云々よりも、お互いゴイゴイ行くしかないでしょう。(^^ゞ) 秘剣師Aptiva野郎師とも電話で話したのだが、すっかり酩酊しているのと周囲が騒々しく、何を喋ったのか殆ど憶えていない状態である。 話のネタも探しながら飲んでいたのだが、痴酔性健忘症故殆ど忘却という情けない状態である。

ヨクロボ3
体育会系の二人、パワーあります(^^)
  楽しい時間は瞬く間に過ぎて、11時過ぎとなり、女将さんがソワソワし出した。 しかし、Ryoさんの元気さはなんなんだ!(-ー;) 昨夜宮崎ニシタチで深夜まで及んだ、新生命体第2号(命名の由来は焼酎伝道師の集い第20夜 飲酎ディスマッチ参照)けんじさんとの激闘の疲労は、全く感じさせないではないか!(-ー;) おんじょはもう寝る時間なのに、まるで宵の口のように元気にはしゃいでいるではないか!(-ー;) 

  好味亭で一次会は散会し、Ryoさん、島津梅さん、けんちゃん、しろちゃんそして小生と夜の巷へ・・・・。 すると某スナックからodabooさんが顔を出した。 それじゃあ・・・、と言うことで、そのスナックに雪崩れ込むと、なんとマルダイさんとボギーさんが異国の美女と仲睦ましく囁き合っているではないか。(・_・)  えっ!何時の間に抜け駆けを・・・!(-'-)  結局二人の不純な野望を打ち砕き、全員でワイワイ飲むことに・・・。(^_^;)  しかし、このような場所ではボギーさん、Ryoさんとも水を得た魚のようですな。(・_・)  ここでの出来事は公序良俗に反すると指摘される向きもあるかも知れないことを危惧するので、割愛・・・。(^_^;)

ARIのマスターと
 ARIで勝ち誇ったような余裕ある笑顔。
 マスターのしかめっ面の意味は・・・。(-_-?)
  12時半頃スナックから出て、全員散会となったのだが、Ryoさんは全く疲れを見せず、益々パワーアップしている。 こちらはひたすら泥酔の挙げ句、疲れて眠い!(=_=) 結局二人でARIに乱入する羽目に・・・。
(-ー;)
  「もうだれた!ねび〜!帰してくれ〜!」と懇願しても、「そんな冷たいこと言わないの!(*^_^*)」と叱責される一方で全く取り合ってくれない・・・。(>_<) 回る目を擦りながら「古八幡」をロックで飲む。(@_@) Ryoさん、なんかこの店を気に入ったみたいで、若者同士、マスターとも意気投合しているみたいである。 

  1時半過ぎ、明日の仕事を口実にやっと開放された。 で・・・、Ryoさんはまだまだ飲み足りないからこのままARIで語らうと豪語するではないか!(・_・) 昨年のホテル探しの深夜彷徨もあったので、ホテルへの道を口を酸っぱくして教え、Ryoさんに見送られながらやっとの思いで帰還を果たす。 そのまま布団に倒れ込んだのは言うまでもない。

  疲れを知らない飲みっぷり、新生命体の面目躍如たる物がありますな〜。(・_・)
翌朝、拙宅にRyoさんが訪れて曰く、「昨夜は何時まで飲んでいたのか憶えていません。(*^_^*) いや〜、猛省の朝ですぅ・・・!(^^ゞ)」 
  もう・・・、勝手にしなさい!(-_-メ)
  翌日天文館。 翌々日国分の先輩宅と4日連続の深夜に及ぶ鯨飲行脚。(・_・) 網酎界屈指のパワー及び持久力に完膚無きままに粉砕殲滅されたが、それでも楽しく小気味よさを覚えるのはRyoさんの人徳のなせる業なのだろう。 雲上人のような猛者とも黒ヂョカを通じて楽しく通じ合える!
  いやぁ〜、ほんのこて焼酎の縁ちよかどな〜!
 
   
表紙 焼酎の部屋 焼酎伝道師の集い 第24夜 大祝賀会 第26夜 砕け散るまで飲め!