第28回ランニング桜島
      
      平成20年2月24日(日)  記録1時間53分13秒  ハーフマラソン
                                       

  
潜水艦
  海上自衛隊の潜水艦が出迎えてくれたv(^^)

  いぶすき菜の花マラソンで痛めた右足甲が完治しないまま遂にこの日を迎えてしまった。 10km程度はジョギングできるのだが、走った後に右足を付くと痛みが出て長い距離を走れないままであったため出走するか迷っていた。 一週間前にゆっくりとしたペースで20km走を行ったところ何とか走り切れたので2時間を切ることを目標に本レースに参加した。

 7時に自宅を出て8時のフェリーに乗り込む。錦江湾中央部には海上自衛隊の潜水艦が停泊しており迷わず船窓からシャッターを切った。何かしら幸先良い感じ。(*^_^*)

ゼッケン
  勝負Tシャツにゼッケンを付ける
  寒波襲来で「天気晴朗なれど北風強く冷たし!」、フェリーでは一歩も船室外に出られなかった。
8時半頃桜島総合体育館で受付をするがハーフマラソン50代男子部門にはどの年代よりも長い行列が出来ていた。やはり中高年のランニング熱を実感する。(^_^;)
 
  いつもの勝負Tシャツにゼッケンを付ける。更に計測チップを右靴紐に通す。
  今回のシューズは半年ほど前ヤフーオークションにて5,000円で競り落としたウェーブエリクサー2をこの大会のために降ろした。
 あまりの寒さにスタート30分前まで体育館の中で過ごした後、覚悟を決めて外に出た。ウォームアップは体力温存のため敢えて行わず、風の当たらない日溜まりで入念にストレッチを行う。  
 
計測チップ
 シューズに計測チップを取り付ける。
 
 それにしても寒い!やはり短パンでは無理があるのか?来シーズンこそCW-Xのようなタイツを買おう。

  スタート15分前にスタートゲートの後方30m位の目標タイム1時間45分〜2時間の所に並ぶ。全体的には中央部より大分後方になるが、そんなに速い人が多いのかと少々不安になる。 中学生のブラスバンド部がランナーを鼓舞するような曲を奏で、だんだん緊張と気分が高揚した中にスタートの号砲が鳴った。

  1500名ほどのランナーが徐々に動き始めスタートラインを超えるのに32秒かかった。

 スタート〜3km 16分10秒/16分42秒
スタート直後は密集状態で思うようなペースではとても走られない。

スタートゲート
   スタートゲート。日差しは強いが風が冷たい

 それに例年参加されている平均的日本人さんから周りのペースが速過ぎるためオーバーペースになりやすいとの助言を得ていたので、無理に密集を潜り抜けるようなことをせず、1km迄は周囲に合わせて、ゆっくりペースで走ることに決める。 
 フェリー乗り場を越え桜島町の住宅街に入ってもなかなか1kmの標識が見えない。その内周囲がばらけてきて走りやすい状況となり若干ペースを上げる。体感的には5分30秒/km程度か。
なにげに時計を観ると10分を過ぎている。さては1kmの標識を見逃したみたいだ。そして標識ばかり気にしながら走っているといきなり3kmの標識を発見した。ラップの16分10秒が速いのか遅いのかにわかには計算が出来ないが、悪いペースでないことだけは確かだとこのペースを維持する。
 
ゴールゲート
  ゴールゲート。直前の登りがきつかった_| ̄|○

 4km 5分14秒/21分56秒
ここでやっと正確なペースを把握。悪くない。しかも心肺的にも脚的にも全く苦しくない。海からの北風が強く、風除けを探しながらペースを維持。

 5km 5分17秒/27分13秒
 6km 5分17秒/32分31秒
6kmの給水所は華麗にスルーし、同じ様なペースのランナーを見つけては風除けのため後ろに付くが、桜島支所を過ぎた辺りから風が気にならなくなった(-_-?)。


走り終えて
レースを終えて。やっぱり爺臭い!_| ̄|● il||li
 7km 5分13秒/37分44秒
ここで折り返してきた先頭ランナーと遭遇。恐るべきスピードである(・。・)。そして次々とランナーと会うがみんな素晴らしく良い走りをしている。タイガーマスクも速い!

 8km 5分15秒/42分59秒
8km少し過ぎた辺りが折り返し地点である。ポイントを大きな弧を描くように回る。(^_^;)

 9km 5分10秒/48分9秒
 10km 5分12秒/53分21秒
10km過ぎで給水できなかったのを少し後悔。スプリットは悪くないし右足甲もさほど痛まないしまだまだ走れる。
 11km 5分14秒/58分35秒
中間点を過ぎ、16km迄このペースを刻みラスト5kmでペースアップすれば1時間50分を切れるのではないかと考え始める。
 13km 10分23秒/1時間8分58秒
11km過ぎで給水。水が旨い。そしてまたもや12kmの標識を見失ってしまった。(-ー;)

 14km 5分13秒/1時間14分11秒
 15km 5分7秒/1時間19分17秒
参加賞と完走賞
 参加賞のTシャツと完走賞のタオル

 住宅街の中に入りこの先ペースアップするのがだんだん負担に思えるようになる。ここら辺で精神的に余裕が無くなり始めたのかも知れない。

 16km 5分40秒/1時間24分57秒
フェリー乗り場辺りから緩やかな登りになり必死に腕を振るにも拘わらずペースが落ち始めた。_| ̄|● il||li
 17km 5分43秒/1時間30分40秒
16km過ぎで給水と黒砂糖を食べるがこれを咬むのが結構辛い。コースは溶岩原のアップダウンに入り脚は辛く呼吸も激しいのだが、トレイルランをやっているようで結構楽しい。
18km 5分33秒/1時間36分14秒
レインボー桜島の焼酎売り場
 桜島マグマ温泉前の焼酎ブース v(^^)
 19km 5分31秒/1時間41分45秒
 20km 5分26秒/1時間47分12秒
溶岩道のアップダウンはさほど厳しくはないのだが、レース後半の脚には結構堪えて、さらに向かい風まで加わりペースは落ちたまま復活しない。もちろん1時間50分切りはとうに諦め、55分以内の完走を最後の目標とする。

 ゴール 5分49秒/1時間53分1秒
ゴール前の登り坂を必死に駆け上り、二人ほど抜いてゴール!\(^O^)/ 辛かった! レースの後は参加賞に含まれる食事券でうどんとおにぎりを食べ、さらに桜島マグマ温泉に入浴。ランニング桜島参加者ほぼ全員が一時期に集中したため入浴するのに行列、洗身するのに行列と言った有様だった。私は鉄分たっぷりの湯船にゆったりと浸かっただけでそそくさと出て、レインボー桜島の出生焼酎ブースで桜島を眺めながら「桜島年号焼酎」を楽しんだ。レース、温泉、薩摩の象徴桜島そして禁断の昼焼酎!まさに至福である。(^^ゞ
桜島をバックに
 雄大な桜島を眺めがら焼酎片手にレースの余韻に浸る。あまりの心地よさに2杯も飲んでしまった。(^^ゞ

完走証
 完走証。やはりラミネート加工して欲しい(^_^;)

 公式記録 1時間53分13秒  
  総合順位553位/1565人 
  50代男子 119位/281人


 偏差値で言えば52〜3点と言ったところだろうか。(^_^;)目標の1時間50分切りに遠く及ばず、ラスト5kmの失速が若干悔やまれるが、今年度の絶不調と右足甲痛による練習不足を考えるとまあまあの記録と言えるのではなかろうか。
 主催者やボランティアの方々の温かいもてなしや、指宿ほどではないにしても沿道の住民の方々の熱烈な応援に勇気づけられ完走できたと感謝している。
 さらに小学生中学生のブラスバンドがコース途中3カ所ほどで我々ランナーを鼓舞するために勇ましく楽しい曲を演奏して下さり、折れそうな気持ちを何とか立て直せたのだと思う。寒風吹きすさぶ中本当にありがとう。m(_'_)m

 今回は景色やレースその物を楽しむゆとりはなかったが、次回はもっとスピードとスタミナを付けて帰ってきたいと願っている。
 表紙 鈍足おんじょランナー 第27回いぶすき菜の花マラソン 第11回デュアスロンIN南さつま