2002.07.26，鹿児島県川内市（せんだいし）で 1 頭の鯨が漂着しました．はじめは“ツチクジラ”として発表されましたが，世界的に大変貴重なタイヘイヨウアカボウモドキの可能性，そしてもしかしたら新種の可能性もあるということで，埋められた彼（彼女？）は再び掘り返され再調査されるとことになりました．

タイヘイヨウアカボウモドキは 2 個の風化した頭骨による調査しかなく，生態など，いろりおなことが知られていないクジラのひとつです．よって全体の姿は書籍などでしることさえ出来ません．ツチクジラは日本の房総半島付近で捕獲されてきたクジラです．

　

その後，新聞やwebなどをみると．．．．

　

2002.12.26，かごしま水族館と国立科学博物館より“タイヘイヨウアカボウモドキ (Indopacetus pacificus) である”と公表されました !!　なお“彼”ではなく“彼女”でした（メスってことです）．骨格標本などは得られたデータなどとともにかごしま水族館に展示される予定とのことでした．

こういった学術的に珍しいものが鹿児島で見られるというのは非常に嬉しいことだと思います．（その一方でたとえヒトでなくても，その遺骨をさらすのは．．．という思いもありますが．）

なおさら詳しい情報はgoogleってみたほうが良いと思われますm(_ _)m

キーワード　鹿児島　川内　タイヘイヨウアカボウモドキ

　

そしてとうとう．．．．→タイヘイヨウアカボウモドキ骨格標本（画像）

2004.3.10からかごしま水族館にて世界初のタイヘイヨウアカボウモドキ全身骨格が公開されます．タイヘイヨウアカボウモドキさんには悪いけど．．．．

　

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