ここは“ほんわかくじら”極私的電子頁内のコンテンツ
“江國香織さんへの極私的電子頁” です.
いくつもの週末
江國さんの作品のなかで,ほんわかくじらが何故か寝る前に繰り返し読んでいる本.結婚生活を綴ったエッセイ.
あたしはエッセイというものが大好きです.それは憧れの人であれば,作家であろうとミュージシャンであろうと普通の人であろうと.作品はその作家の多くの面をかいま見せてくれますが,エッセイの一編一編は作家の一面だけをきれいに,湾曲なく見せてくれる気がするからです.
あたしは自分が男だからなのかもしれませんが,このエッセイに出てくる江國さんの夫さんのことは凄く分かる気がします(あたしは結婚はしてないけど).凄く分かる,というよりつい頷いてしまうという感じ.でも逆に江國さんの夫さんに対する感情や結婚に対する気分や想いは,凄く新鮮.それが不思議.男と女の差,と書けば単純すぎるでしょうか?
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RMT
2004/01/01〜