くじらっぺおんらいんちゅーとりある其の弐

シーケンスフレーズに一工夫 ．．．くじらのように楽器が弾けない場合，ループを並べる事が基本なGarageBandですが，自分がいいと思ったループは大体において，他の方も良いと思い使う場合が多いと思います（主観）．そこでループに 1 工夫する事でちょびっとばかりオリヂナリチィを出してみましょう，という，まさに初級者くじらによる初心者の為の頁です(^_^)

以下の方法で作成したチューリアルな GarageBand file， mp3 file はこちらから落とせます．

　

さらにGarageBandのスクリーンショットが↓．

　

　

使用したのはループプラウザの“シンセサイザー”から選択できる“Pluck Synth 02””をリアル音源に変換して使用しています．

1 〜 2 小節が“Pluck Synth 02”のみ

3 〜 4 小節が“Pluck Synth 02”に加え，タイミングをずらした“Pluck Synth 02”を追加

5 〜 6 小節が“Pluck Synth 02”に加え，タイミングをずらし，トランスポーズ“+5”に設定した“Pluck Synth 02”を追加

7 〜 8 小節が“Pluck Synth 02”に加え，タイミングをずらし，トランスポーズ“+5”に設定した“Pluck Synth 02”を追加

　

3 〜 4 小節の方法，つまり同じループの鳴るタイミングを少しずらして，音量を下げてやる事でディレイ（やまびこ）の効果を付加することはよく行われる事だと思います（!?）．ここではそれをもう少し踏み込んでフレーズの再構築ということを考えてみます．

といっても特別な事はやっていなく，鳴るタイミングを少しずらし，かつトランスポーズをかけてやる，という方法です．こうしてやることで全く異なるカンジのフレーズが出来上がります．

そうやってつくったくじらのGarageBand曲は　→“-宴-”←です．クリックすると公開先（GarageBand Usrs Club）へいきます．イントロでメインで聞こえるシンセフレーズ，途中でカンジが変わりますが，上記の方法で作っています．

さて．

これはループだけで無く，普通の打ち込みでも使えるです．というよりむしろそっちの方が面白いです．くじらは細かいシーケンスフレーズでパッドの代わりの音像を作る事をようやりますが，そのときも基本の，あまり符割の細かく無いフレーズを作り，そのトラックをコピーしてタイミングをずらしたり，トランスポーズしたり，音色を差し換えたりして，作っています．GarageBandで作ったものでは無いですが，そうやってつくったものが　→“記憶のいたずら”←クリックするとダウンロードできるところへ飛びます（約4.4 MB）

　

　

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