マスターピッチについて

GarageBand2より曲の音量を変化できるマスター音量に加え，曲のピッチを変化させられる“マスターピッチ”の機能が追加されています．これにより各トラックのリージョンのピッチを個別に変更させなくても，手軽に曲全体のピッチの変更が出来ます．

しかしこの機能を使うと，リージョンがMIDIデータの場合には，リージョンのピッチ情報では無くて，データ自体を変化させているようです．たとえばマスターピッチを“-1”とすると，“ド”の音は“シ”になっています．

　

　↑同じノート（全部ドの音です）のリージョンです

　

↑　マスターピッチを変化させた時間軸上に持ってくると，ノートデータが変わっているのが分かります．

　

↑　マスターピッチのデータを消すと元通り！

　

と，非常に便利な機能．しかし，あたしのように，比較的非力なマシン（ibook G3 700MHz）で多数のトラックを使って負荷が高い時，マスターピッチのデータを消した直後に，違う操作などした際には，データがもとに戻り切らない時もありました（汗）

注意しましょう．．．（自戒）