ツマベニ少年太鼓に
プロが指導

山川小学校でプロの和太鼓集団「TAO」がツマベニ少年太鼓に太鼓の指導を行いました。これは、2月13日に山川町町民会館で行われる「ミレニアムツアー 道楽2000」の公演に備えるものです。

かつおと花と蝶の町・揖宿郡山川町のツマベニ少年太鼓は、県教育委員会が進めているウィークエンド・サークル活動推進事業を引き継いで平成10年6月に誕生したグループです。
グループの名前は同町がツマベニ蝶の北限であることからこれにちなんでつけたものです。会員は町内の各校区から幼稚園児を含む小・中学生30名これに育成者や指導者9名が日ごろ世話をしています。
少年太鼓が設立された背景には、太鼓に理解を示す環境がありました。つまり、平成7年1月に太鼓好きの有志38名が太鼓グループを結成し、定期的な練習や公演活動を行っていました。大人の活動を目の当たりにして、子供たちも自然な形で太鼓をたたくようになりました。
プロの和太鼓集団『TAO』との共演は今回が3回目、きっかけは『TAO』の団員である西亜里沙さんがツマベニ太鼓会員時代『TAO』の公演を見て感動し、是非山川町の子供たちにも太鼓の素晴らしさを味わってもらいたいとお願いしたのが始まりでした。
今年で亜里沙さんはプロとして4年目を迎えます。亜里沙さんの志の火をともしたいと母親である西みよ子さんはツマベニ太鼓の会員である千田智子さん、尾山直美さんら父兄の方々の協力をもらいながら、子供達の太鼓の指導指導に頑張っています。「子供達に接していると教えるより教えられるほうが多いです。いい勉強になります。」と話しています。
昨年の少年太鼓の活動は、菜の花マラソン、菜の花マーチ、フラワーフェスティバル、山川町7地区の夏祭り、身体障害者施設と老人ホームの慰問、それに何より楽しみに頑張ったのは第1回全日本太鼓連盟鹿児島県予選コンクールに出場したことです。30名全員で参加し、13チーム中7位でした。いろいろな場でたくさんの人と出会い、舞台に立ち積極的な姿勢が一人一人いい意味で身についているのではないかと思います。
少年太鼓の子供たちは、地域や親の理解と西さんらの熱心な指導者のもとで、伸び伸びと練習し、本番ではそれを十分に発揮しています。

2月13日(日)山川町町民会館
   開演18:30   お問い合わせ:0993-34-0801(西)
チケット全席自由(税込)大人3,500円、小人2,500円

2月12日(土)大根占町文化センター
開演18:30   お問い合わせ:09942-4-4898(松田)
チケット全席自由(税込)大人3,500円,小人2,500円

2月14日(月)谷山サザンホール
開演19:00   お問い合わせ:
チケット全席指定(税込)4,500円

2月15日(火)鹿屋市文化会館
開演19:00   お問い合わせ:0994-41-8214
チケット全席自由(税込)大人3,500円,小人2,500円