・長崎鼻金魚草花狩り
       花誘便出発式


薩摩半島最南端

開聞岳の麓から
金魚草を郵便小包で




長崎鼻の金魚草畑の花が咲き始め、これから見頃を迎えます。1月22日には金魚草狩りが始まりました。また、『一足早い春の訪れ』を全国各地に届ける、花誘便の出発式が27日行われました。全国各地の郵便局から申込みも出来ますので、南国鹿児島の春を楽しみませんか?

南国の太陽の贈り物    
    金魚草をお部屋の窓辺に

●申込期限 1月下旬〜3月下旬
●価格
(消費税・送料込)
【金魚草:20本程度】
2,000円(九州一円)
2,200円(その他の地域)
●申込先 成川郵便友の会
振替口座 02080-2-32095
●問合せ先 成川郵便局
〒891-0516
鹿児島県揖宿郡山川町成川291
TEL (0993) 34-1556
FAX (0993) 34-0891

※商品は申し込まれてから10日前後でお届けいたします。
※期日指定はお断りさせていただきます。





 

浜児ヶ水では新春1月7日に鬼火焚きの前行事として サンコンメ が行われている。
これが いつの時代から始まったものか、さだかでないし、その起源についても定かでない。
しかし、当地区では新年のめでたい伝統行事として継承されている。 
五穀豊穣、無病息災、家内安全などの、祈願の文字を書いた半紙を貼った、バッチョ笠をかぶり、顔には"へグロ”(ナベや釜などについた煤)をつけた数え年15歳になりニセ入りを終えた男の子を主にして、若者や、青年達が、六尺二寸(約2メートル)位の孟宗竹を担ぎ、大勢の見物人の輪の中でぐるぐる舞いをする。ヘトヘトになるまで舞うと、担いだ竹を地面に叩きつける何回も、何回も舞ううち、竹がわれ中から小銭が飛び散る。見物人はこの小銭を先を競って拾い、家の神棚に供えその年の幸運を祈るのである。 
婦人会や、老人クラブ、区の役員などが、朝から準備したキビナゴの ブエン(刺し身)を混ぜたナマスやお神酒を見物人にふるまう。 
また子供達は輪切りのダイコンにヘグロをつけたものを持って誰かまわずに顔に縫って廻る。 
またこの舞は集落センターで準備し、まず農協の前の広場で舞い、東の地蔵さんのまえ、西の地蔵さんの前など、辻角で舞う。 最後に先祖の見守る納骨堂前で舞納めとなる。 
最近では ぐるぐる舞いをして竹を早く割ろうとする、またマスコミなどもそのように報道しているが、これは本来の舞かたではなく、その年の幸せを祈るという、神聖な行事であり、今後は伝統行事を継承する意味からも、興味本位で見世物的な舞い方でなく、舞い手は以前のへとへとになるまで舞ってから、放り出す といった方法にあらためたいものである。 
サンコンメの語義について正確な意味を知る人はいないようだが  三五舞・・・三合舞・・・三坤舞・・・三魂舞・・・三籠舞・・・三献舞・・・散米舞などといわれている。







『健康とツボ』という演題で鹿児島市の泊先生も講演されました。

サンコンメ祭りは「サンコンメ」と「鬼火たき」のほかにも健康料理教室やカントリーゲートボール大会、
健康相談、抽選会など、行われました。