【おいほしにっき】その3 '97/06/07-8 ★

01744/01744 CZM04377  田村真次★      【おいほしにっき】その3 '97/06/07-8★
(18)   97/06/11 01:06

 今日はへら釣りでなく手にマッシュが付いていないので鼻くそほじり放題な
ので林 雅弘さんが来るまでの間に鼻の手入れをする。(ーー;

 いつもの場所にいつもの時間に行くつもりだったが、何故か1時間早めに着
いてしまっちゃったわけだ。
 
 昨日から全く寝ていないので暫く寝ていようと思ったが、全然眠れなくてイ
クサの瀬の様子を見に行くと1人竿を出しているが全く釣れている様子ではな
い。
 
 当たり前田......。だって刺し網漁の人達が荒らした後だもん。(^^;
 車を見ると県外ナンバーできっとこの事を知らないんだろうな。
 
 待ち合わせ場所の球磨川に掛かるあけぼの大橋に7時に行くと林 雅弘さん
てば未だ来ない、あんまり遅れる人ではないので何かあったんだろう、と、思
っていたら新車のジャスパー君が来たので早速丸山スッポン養殖場(オトリ店)
でオトリを調達し、川辺川に行くと既に鮎師が竿を出していた、しかも4人。
 これじゃ僕の出す場所がないではないか......、んー困った。
 
 仕方がないので一つ上の瀬で竿を出すことにしたが、初めての場所なのと垢
がなんとなく腐っているような感じで滑ってしまい膝までの水深で胸まで濡れ
てしまった。(;;)(いつものことだ。)
 
 さて、オトリ君をスイスィーーーと狙った石に送るといきなり、
 
 ぐるぐるぐるーーーーー。
 
 おぉーーーーー、でかいぞ。v(^^)
 
 なかなか寄ってこないので自分が下り丁寧に引き寄せるとドンピシャの背掛
かりで、27cm位はありそうだ。v(^^)
 
 丁寧に丁寧にタモに納めると......、あれ? 脂ビレがない。
 ウグイ君だった。(;;)(;;)
 
 その後、魚信なし。
 
 林 雅弘さんの様子を見てビールを飲む事にし、車の所に行くと何処かで見
覚えのある人がいる。
 
 あああああーーーーー、おっちゃんだ。(^^)
 
 初めてあった時には何か素敵なおっちゃんだと思ったが、だんだんと素敵で
なくなって、でも気が良くてだだ物ではない素直な日に焼けたおっちゃんの顔
から銀歯がキラリと光ってとても印象的な人なのである。
 もし、歯が欠けていたりしたら、ただの間抜けなおっちゃんだけど。(ーー;
 
 向こうも僕の事を思えていてくれたらしく、どう? 等と声を掛けてくれる。
 
 ぼく   :いやー、垢が腐っていて一雨振らないとダメじゃないですか。
 
 おっちゃん:こっちもそう? 取り合えず下の方でちょっとやってダメなら
       球磨川に行ってみるわ。
 
 暫くの間先客4人も含めみんなの釣りを眺めていたけれど殆ど竿が曲がる様
子がなくその内1人は昼寝を始めるし、漫画を読み始める人もいた。(ーー;
 
 おっちゃんたちも引き上げてきて球磨川に行くというので僕等もイクサの瀬
に行く事にし、取り合えず腹ごしらえをしてみたりしたが、イクサの瀬でも竿
を曲げてくれる人は誰もいなかった。(;;)
 
 ま、僕が入れば入掛かり間違い無しなのだけど、何せ入るスペースがないし
な、がーははははははっはーーーー。(ーー;
 
 林 雅弘さんとどうしようかと言う事になり、それなら去年林 雅弘さんが
爆釣りした綾南川に行ってみましょうよと言う事になり急遽綾へと眠たい目を
こすりながら一生懸命運転をした。(^^;
 
 ホー、ココガ、アヤキタガワカ。
 
 JUNさんの何時も入るポイントではこっちと向こうとまぁまぁ人が入って
はいるが竿は曲がらない、その上も下も曲がらないし、僕等の入るスペースも
ない。(;;)
 
 ほんじゃ、綾南川に行こうと言う事になり、オトリを調達。
 
 ホー、ココガ、アヤミナミガワカ。
 
 何と言うか、回りの景色がとても感じよく、平野のブッシュの中を流れる物
静かな川って感じでした。
 
 で、竿を出した場所は『酒泉の杜』と言う焼酎工場か何かの前で、僕はここ
で泳がせ釣りを試みたのですが、何せ、球磨川用というか、天竜の引抜き10
mという竿で、下手すると向こう岸まで竿が届きそうな位の竿で泳がせるとい
うのだからアホと言うほかない。(^^;
 
 ちょっと竿を寝かせると完璧に向こう岸の際を泳いで下手するとブッシュに
絡んでしまう。(^^;
 
 で、その長い竿でボチボチとやっていると、まぁ8匹が掛かったわけです。
 でもその頃は目印も見えなくなって、林 雅弘さんの竿も見えなくなったの
で、あ、たたんでいるなと思ったら、また竿がでる。(^^;
 
 ブッシュをはさんで立っているので林 雅弘さんの姿は見えないのだ。
 僕も鮎バカだと思ってはいたが林 雅弘さんは上を行くと思う。(ーー;
 
 仕方がないのでと言うよりも負けまいと言うか、いよいよ夕方でも見える特
大の目印を準備した。(^^;
 
 流石に林 雅弘さんは目印が見えなくなったのか竿をたたんでこちらに歩い
てきたので僕も納竿。
 林 雅弘さん7匹、僕、8匹。
 
 泳がせのプロに勝った。v(^^)
 
 実を言うと林 雅弘さんはいい場所を僕にさせてくれたことは言うまでもな
い。(^^;やっぱり林 雅弘さんの勝ちである。
 
 しかも、7匹プラス入掛かりが十数匹だし。(ボウズハゼ)(^^;ガハハ
 
 そんな訳で綾南川を後にしたのが午後8時。
 その後僕はビールと日本酒を買ってJUNさんの家に泊めて貰った。(^^;
 
 2日目、JUNさんも誘ったが赤ちゃんのお宮参りとかで後から来ると言っ
ていたが、用事が出来たらしくこなかった。
 
 で、ポツポツと降る雨の中で地元の人の釣りを見ていたがやっぱり竿が曲が
らない、と、その時、怪しいおじさんが自転車に乗ってきて僕と同じように川
を見ていたので、目と目があった瞬間に僕は人差し指を立てて上下に動かして
『今から雨の中、4人も入れないような場所で鮎釣りをするんですか?』と目
で聞いたら、朝から2匹しか釣れんと言う返事。(^^;
 
 いろいろと聞きたいことがあったので話そうとすると、喋りながら綾北川の
方がいいぞと言って先に釣っていた人の所へ行っちゃった。
 
 その先に釣っている人の竿を見ていたらいきなり、
 
 ぐるぐるぐるーーーーー。
 
 と、僕お腹が言うので(^^;、酒泉の杜のトイレで大を済ませ、鮎の準備すま
せ取り合えず一番下の瀬でもなんでもないところと言うか昨日の場所に入ると
言うと、聞いてもいないのに『朝から2匹しか釣れんどー。』と言う。(^^;
 
 ここらの人は朝から2匹しか釣らないらしい。
 
 そうそう、この地のおっさんの釣りが何と言うか、球磨川の荒瀬で腰まで浸
かりベタ竿と言うスタイルなのだ。
 でも、実際には膝までもない水深で臑の所まで浸かっていた。(^^;
 ここではこういうタイルなのだ。
 これで何十匹も釣るらしく、てぇしたもんだよ屋根屋のなんとかだ。(^^;
 
 僕はドカッと尻を浸けあぐらを組んでオトリを泳がすといきなり目印が飛ん
だ。
 昨日もそうだったがこういう釣りを余りしたことがないので目印がいきなり
飛ぶと心臓がバクバクしてならなかった。(^^;
 
 素早く手返しをしてオトリを入れるとまた目印が飛ぶ。
 地元のオッチャンは目をパチクリしていた。ニヒヒ
 
 ふふ、入掛かりじゃーーーーーー、あ......。(^^;
 
 言ってはいかん事を言ってしもうた。(;;)
 案の定その後掛からずにナニをどうしても掛からない。(;;)
 
 でもいいや、昨日は沢山釣ったし、新しい竿の感覚を覚えるには丁度良いジ
ャン!
 
 3年前の五ヶ瀬での関さんとCHAPさんや一昨年の益田川でのロミランさんや
去年の球磨川でみたミノさんの泳がせを思い出しながら泳がせ+竿の感覚だけ
に集中していると、いきなり目印が飛ぶ。
 
 さっきのよりか随分と良い引きをする。
 座ったまま引き寄せることが出来ず、立ち上がり下へ下って取り込むと綺麗
な背掛かりで鮎も大きい。(ウグイ君ではありませんでした。)
 
 取り合えずこの場所で暴れたので昨日林 雅弘さんが釣っていた場所に移動
し、また泳がせと言うか、竿に慣れるというか、実は僕はこれまで9mの竿を
使っていたのですが、新しい竿は10mで、たった1mしか違わないのに鈎が
石をする感じや追われる感じが余りしないし、何よりも竿先が一時もじっとし
ていないので1mでこんなにも違うものかと思い知らされました。
 
 で、今回綾に来てようやく竿先を止められるようになり、ちっちゃなキンバ
エが止まるようになりました。(^^)
 
 雨は来た時よりも強くなってはいたが釣果とは関係なくあまりに調子がいい
ので『雨がー、小粒うの真珠ならぁーー。』などと鼻歌混じりに飯など食うこ
とも忘れて鮎を泳がせているとTakiさんが五ヶ瀬で釣ったボウズハゼが釣
れたり鮎が釣れたりでいつの間にか、みんなの事を忘れていたのに気が付き、
みんな遅いなぁー、などと思ったら5時前だったりした。(^^;
 
 体がガタガタ震えだしたのでもう帰ろ。
 
 そんなこんなで引き船の中の鮎を数えたら、なんと13匹!(@@;
 オトリ君が2匹だから......、
 
 うぉーーー、11匹じゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
 
 念願の「つ抜け」じゃ!(;;)
 
 友釣を初めて早3年、球磨川で29cm265gを釣ったが、数は最高9匹。
 今迄まで必ず『つ』の付く釣果だった。(;;)
 
 数には余りこだわらないが数を釣らなきゃ腕も上がらない。(^^;アタリマエ-
 釣れた鮎一匹一匹を思いだし心が豊かになれる釣師の始まりなのだ。*^^*
 (書いててはずかしい。)
 
p,s,それにしてもあんな場所でこんな竿を使うバカは僕を置いて他にはいない
  と思う。(^^;
 
                                                   ∞
                                  Jun,10 PM_04:40 ▲ 鹿児島 田村真次★
           鮎 home page    http://www.biwa.or.jp/~y-ogura/ayuh_jp.html
//////////////////////////// キリトリセン (^^;) ////////////////////////////
【ID  】CZM04377
【ハンドル】田村真次★
【釣行日 】1997/06/07
【時間  】am 8:00 - am 10:30
【都道府県】宮崎県
【会議室 】清流
【対象魚 】アユ
[河川名 ]綾南川
[管轄漁協]綾漁協
[オトリ  ]養殖 @400円x2
[ポイント]酒泉の杜の前
[天気  ]晴れ
[水温  ]??度
[水況  ]??
[釣り方 ]友釣り
[竿   ]天竜マグナカラー引抜きステートスペシャル10m(ーー;
[道糸・ハリス]天井糸1.2 水中糸フジノターボV0.2 中ハリス1.25 ハリス1.2
[鈎   ]ミノさんのお古(^^;7号
[オモリ ]なし
[釣果  ]8匹、最大22cm
[備考  ]
 
【ID  】CZM04377
【ハンドル】田村真次★
【釣行日 】1997/06/08
【時間  】am 10:00 - pm 5:00
【都道府県】宮崎県
【会議室 】清流
【対象魚 】アユ
[河川名 ]綾南川
[管轄漁協]綾漁協?
[オトリ  ]養殖 @400円x2
[ポイント]酒泉の杜
[天気  ]雨
[水温  ]??度
[水況  ]??
[釣り方 ]友釣り
[竿   ]天竜マグナカラー引抜きステートスペシャル10m(ーー;
[道糸・ハリス]天井糸1.2 水中糸フジノターボV0.2 中ハリス1.25 ハリス1.2
[鈎   ]ミノさんのお古(^^;7号
[オモリ ]なし
[釣果  ]11匹
[備考  ]初めての「つ抜け」です。*^^*
[個人用検索文字列]:シンチャン:ヨカニセ:ニマイメ:ハンサム:エエーオトコ:(^^;\ボカッ 


r e t u r n