も愛知万博(愛・地球博)記録

 

ブラジルのサンバレゲエと紹介されてましたが、識者によると正確にはサンバヘギオロドゥンジュニアチームらしい。栃木リズムスクールの子供たちも。

ポルトガルのトカルファ。

スネアドラムの原型か?

アフリカセネガルのトラグ?だったかな?ダンサーがかなり強烈。

総勢350人の合唱隊と霧島九面太鼓の女の子たち

はじけてます!

サダオさんも練り歩きます。

終わってもずーっとやってました。

 

8. 渡辺貞夫リズムワールド

 

激マズのアフリカランチ喰って13:30EXPOドームに到着。14:00から配布されるという、当日18:00からある「渡辺貞夫リズムワールド」の整理券配布の行列に並ぶ。

会場前の警備スタッフらしき兄ちゃんに14:00のリハと18:00のリハと何が違うのかきくと、14:00からのはリハーサルとして途中で演奏を止めたりしながらなの、ま、練習みたいなもので入場はフリー。18:00からのは明日のファイナルフィナーレの本番そのままのリハーサルとのことで整理券配布となるとのこと。これなら18:00のやつを見なきゃと思い、整理券配布の行列に。

15分待って13:45、待てよ。整理券受け取って14:00それから日本館に行って90分待ちとかの場合、日本館見終わるの17:00、リズムワールド開始18:00で終演は20:00ぐらいか。となるともうそこで本日の万博見学は終わってしまう。いかん。ここで整理券配布の行列を離れて、14:00からのリハーサル見ることに急遽変更判断。リハでサダオさんが曲を切ったり止めたりするのを見るのも勉強になるし、程度の理由で、他の万博パビリオンをより多く見ることを優先して、EXPOドーム会場内へ。

しかし、もうすでにスタンド席は満員で立見席のみという。子供たちはうしろで遊び始めた。大丈夫だろうか。でもせっかくだから立見でも見ててきつかったら出よう。しかし、ここで場内放送。「立ち見のお客様が大変増えてまいりましたので、ただ今よりアリーナ席を開放いたします。スタンド席の方はそのままで、立見せみの方は係りの案内に従ってください。」場内がウ“ォーという大歓声。と同時に、立見席の客が関を切ったようにアリーナへなだれ込む。ボクも2人の子供の手を引いて必死にアリーナへ降りると、なんとか前から3列目をGET。

司会の赤坂康彦が登場し、場内整理の不手際を陳謝。そして、各国代表のパーカッション隊が自分たちのリズムを激しく奏でながら入場。もう、ここでボクはその太鼓の大音響にもうヘロヘロ状態。涙がダーと溢れる。ブラジルのサンバレゲエと栃木リズムスクールの生徒たち、ポルトガルのトカルファ、アフリカセネガルのトラグ、そして日本代表は我が霧島九面太鼓の女子チームはるか。霧島九面太鼓の女子チームが万博で貞夫さんと共演するってのは新聞記事で読んで知ってたけど、まさか自分が万博見に来たときに偶然見れるなんて思いもしなかった。

4カ国のパーカッション隊のウォーミングアップには会場のお客さんもその太鼓の近くに寄ってみてよいとのことで、お客さんが隊の周囲をとりまく。こんな触れあいも音楽を楽しむによいもの。

そしてステージには350人の子供たちの合唱団、中心に渡辺貞夫グループ、その後方にNYCのゴスペル隊、ハレルヤカンパニージュニア。総勢500人近くの大オーケストラが一斉に1曲目「黒い瞳」を演奏。

こ、これは、一体なんて物凄いことが起きてるんだ!数十人の太鼓の生音大音響に350人の大合唱、その合間を貞夫さんのサックスが縫い合わせていく。こんな物凄い音楽が今、万博会場で演奏されていて、そこにたまたまボクもいるということ。もうなんて表現しようの無い、すばらしすぎる音楽がそこにあるという現実だけで、ボクはもうすっかり万博、これだけでいいって感じで涙と身体の震えが止まらない状態に。子供たちは「うるさい、きつい」と言って寝に入ったが、この後のこともあるので今のうちに寝かせとけ。

その後、貞夫さんが作曲した万博のテーマソングのスローバーションを演奏、各パーカッション隊ごとの演奏、渡辺貞夫グループの演奏と続いて、万博テーマソングのリズムバージョンに。ここで会場のお客さん、だんだんと立ち上がって踊りだす。スタンド席からもどんどんアリーナにお客さんがなだれ込み、アリーナは完全にダンスフロアと変貌、霧島九面太鼓の女の子の何人かは太鼓たたくのやめてダンスに転じる。同じリフの延々繰り返しでガンガン盛り上がっていく。演奏者も踊り狂う人々も脳内アドレナリンが大噴出。音楽はやっぱりサイコーだ!

終わってみると、全然リハーサルとかではなくて本番そのもの。ほんとにすばらしい演奏を、ありがとう!

 

9.アイス館からロボットへ

 

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