も愛知万博(愛・地球博)記録

 

HITACHI館4時間待ちの行列・・・

5. グローバルハウスマンモスラボ

 

TOYOTA館の整理券を予定通り見事GETしたボクたちは、計画通りそのままグローバルハウスマンモスラボへ急ぐ。マンモスラボは今回の万博の目玉中の目玉、ロシアの永久凍土内から見つかった1万8千年前のマンモスのミイラが冷凍保管されてるのを見ることが出来るパビリオン。そのマンモスラボへは、オレンジホールかブルーホールの展示を見た後のコースとして用意されてる。しかしこのオレンジホールもブルーホールも見逃してはならない。オレンジホールは、NHKが開発したハイビジョンの16倍の走査線で世界最高峰の画質を実現するスーパーハイビジョンシアターが見もの。ブルーホールはSONY(SONY館がないのはなぜなんだろう?)が出品した世界最大の2005インチワイドスクリーンシアター。マンモスラボだけも見れるが、オレンジ、ブルーの映像も見逃せない。

09:10 見事マンモスラボ整理券をGET。09:30集合だったのでそのまま行列に並んで待つ。でも計画ではブルーホールからマンモスへというコースをたどりたかったのだが、選択不可でオレンジホールに。それでもかなり幸先良いスタートにもうかなり興奮気味。

しかしオレンジホールでのスーパーハイビジョンはスバラシイの一言に尽きる。蝶とか花とか日本の風景とかが巨大なスクリーンに映し出されるのだが、そのあまりに緻密で精緻な映像美が巨大であること、そして22チャンネルマルチサラウンドの太鼓のバチが皮を弾く音のリアリティに腰を抜かす。

スーパーハイビジョンを見た後、グローバルショーケースという地球の宝物の展示を見る。ここでアポロ17号が持ち帰った月の石を見たが、これがなんともつつましやかな展示。人だかりも無い。確か、35年前の大阪万博では、この月の石が今回のマンンモスミイラと同様、博覧会全体の目玉だったような。で、ここで事件。知り合いかと思えるような見覚えのある小柄な西洋人とすれ違うと、なんと、セパ交流戦快進撃中のロッテマーリンズ、ボビー・バレンタイン監督ではないか!「Excuse me, Mr.Barantaine?」「コンニチワ」「I’m  from Kagoshima. Nice game thanks.」「アリガトウ」とボクが英語、ボビーが日本語というヘンな会話に。でもあの笑顔で快く応じてくれて、子供たちも「お父さん、すっげー!」と感激。ちょっと自慢でした。

さ、いよいよメインのマンモスへ。長さ30メートルぐらいの動く歩廊に乗ってゆっくり見る。マイナス15度の冷凍庫の中にあるユカギルマンモスのミイラ。ミイラといっても人間のミイラのように乾燥してる様子もなく生を感じさえるに十分な保存状態。しかし、そのそこにあるもの、死骸ではあるがガラス1枚隔てて1万8千年前のものがそこにあるという不思議な感覚。これは見てみないとわからない。

ほんの3分ほどだったけど、貴重な体験でした。

左の写真はマンモスラボ出た後、TOYOTA館の集合時間前にHITACHI館の整理券GETしようと試みたが、すでに整理券無し、今から並んで4時間待ちとのことで断念。

キッコロゴンドラに乗って会場を空中から縦断しようと、ここでアドリブ攻略に転換。

 

6.会場移動へ

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