スモールライト 白色化改造

ヘッドライトをHIDに交換して、2年経過し以前から気になっていたスモールライトが黄色ぽく感じておりました


改造の機会をうかがっていましたが携帯電話の光源としても使用されてきた白色LEDを用いてフイラメントからの脱却を図りました。

  準備編  

1.白色LEDの入手

 
  白色LED自体の生産は、特許問題で日亜しか生産を行ってませんので販売も限られております。
 電気パーツ屋での会話
 私  「白色LEDありますか?」
 店員 「ありますよ」 しばらくして 「これでいいんですよね」
 出されたものは、発光色が赤でモールドが透明なLEDでした。
 まだまだ、認知度は低くパーツ屋での購入はあきらめました。

 そこで、Yahoo!オークションで「白色LED」で検索すると高輝度のタイプがありましたので
 日亜(NICHIA)の直径径3mmのものを送料込み5個セットで1500円で購入しました。
 追加では250円/pですので普通のLEDとすれば10倍ほどの値段です。


2.データシート確認及び回路決め
  送られてきた白色LEDには、データシートが添付されておりましたので、LEDを壊さない回路で製作しなければ
  なりません。
  1)LEDの順電流(IF)は、定格で20mAですので、最大でもこれ以上の電流が流れない様に回路を決めます。
  2)スモールライト1個当りの白色LED使用個数は、今回2個使いとして製作しました。
  3)VOLVOの12V電源ラインの発電時電圧は、14V程度でしたので14Vと仮定します

白色LEDの順電圧は定格IF=20mAの時3.6Vです。

LEDを2個直列に接続しますのでLED2個の両端電圧は3.6V×2個=7.2V
となります。
電流調整用の抵抗値は
(14V−7.2V)/20mA=6.8V/0.02A=340Ω
となりますので入手しやすい330Ωの抵抗値に決定しました。

使用部品 左右2個セット
1.ガラエポ基板(10mm□が2枚)      1枚
2.抵抗 330Ω                2個
3.白色LED NSPW312BS(φ3)    4個
4.スモールライト球(切れたもので可)   2個
5.ホットメルト樹脂               1本


では、次ページ以降 作成編です。