ヘッドライト キラメの装着

  ボルボ850純正のヘッドライトは、レンズが散光タイプであり、HID装着時にはグレアにより対向車からはまぶしく感じ
  られます、マキシさんのキラメ装着の写真及びHPを見てドイツのZONE Racing製のクリアレンズヘッドランプユニット
  を購入しました。注文してから入手まで2ヶ月かかりました。
  車に取り付ける前に、ヘッドライト単体で点灯してみると配光が良くない。

  昼間の見た目重視と思い、とりあえずイカリングを自作で取り付けHIDを組み込んで取り付けました。

キラメ取り付け イカリング自作版追加 キラメ イカリング自作版追加

  取り付けてしばらく乗りましたが、やはり夜間の走行に支障がでるので元のライトに戻しました。
  せっかくのクリアレンズでありロービーム側を載せ換えようと考えYahooオークションサイトを検索しました。
  最初に目がいったのは、シーマのガドリングタイプのヘッドライトユニットです。
  しかし、レンズ部の寸法で135mmφと大きく奥行きもあることから組み込むのは無理と判断しました。
  次に、プロジェクタタイプのヘッドライトを検索していった結果、トラック用のレンズ径の85mmφのものがあり
  ましたが、落札できずにいたところ、右側通行用のプロジェクタタイプのフォグライトで遮光板を入れ替えれば
  いけるのではないかと考え入手しました。
  入手先は、後ほどUPします。
 
キラメライトへのプロジェクタ装着


購入したフォグユニットです
WHITE LEDタイプを購入しました。
プロジェクタを分解し中の遮光板を取り出します。
左側が元々の遮光板で右側通行用に左側が少し下がった形で
ある。

右側がアルミ板を加工して作成した左側走行用の遮光板
作成した遮光板をレンズユニットに取り付けます。
ちなみにプロジェクタは上下左右が逆になって照射されます。

左の写真では左側の上部が照射するようにカットしました。
もう少しカットしたほうがよかったかもしれません。
キラメユニットを分解します。
中央下に支点となるステー
中央上に上下光軸を調整するネジに取り付けられたステー
HIビーム側下に左右光軸を調整するステー
の3箇所固定されています。

基本的には差し込んであるだけですが
なかなか抜けません。

尚、LEDデイランプユニットは別ユニットになっており
取り外しが可能な構造でした。
分解時に左右方向の向きを調整するステーを壊して
しまいました。
基本的に組み込む時には、嵌りやすく。
組み込んだ後は抜けにくい構造になっております。
最初は、左写真のように接着剤で修理しましたが組み込み時
に、結構力がかかる部分であり接着のみではダメでした。
ネジに合うヘリサートをタップで加工しステーを追加してなんとか
LOビーム側リフレクタをカットします。
リフレクタは、結構緻密で硬い樹脂製です。
リュータに金属切断用の丸刃を取り付けてカットしました。
夢中になって製作したので、途中の写真がありませんが
フォグのイカリング部分の奥行きが長すぎるのでリフレクタの
厚みに合わせてカットします。

リフレクタの形状に合わせて上下及びコーナに当たる部分を
カットしました。
リフレクタ背面からの写真です。
イカリングは、リフレクタに上下2箇所ずつ穴あけを行いネジ固定
します。

プロジェクタ本体の固定は、イカリングの下側ネジ2箇所で固定
します。
アルミのアングルで製作したプロジェクタのステーです。
光軸調整で、柔軟性を持たせる為にプロジェクタの固定部分
は1cm角のゴムとしました。
リフレクタにプロジェクタユニットを取り付けた状態です。

プロジェクタ本体のバルブ取り付け部はH7バルブが取り付けて
ありましたが、現行からの流用としてH1バルブが取り付けられる
ようにパテ埋めで成型してあります。
ランプハウス部も大きく、くり貫きました。
以前から思っておりましたがロー側のセンタはキャップ位置と
合っておりません。
プロジェクタユニットで奥行きが長くなりますのでキャップ部の外側
を中心にくり貫きます。
防水としてはくり貫いた部分を0.5mm厚のゴムシートで全周
巻きました。
完成したランプユニットです。

次のページは取り付け後の写真です