斜界の即点力情報

三権分立と三権訪問


三軒訪問
(さんけん・ほう・もん)
「三権分立」・「法の精神」・「モンテスキュー」

国家が持っている3つの権力
「立法権」「行政権」「司法権」
これらの権力が独占されると
何でも好き勝手なコトができるようになる。

自分に都合の良い法律を作り
自分に都合の良いように政治を進め
自分に都合が良いように裁判を行う

それらの権利を
特定の個人やお役所が
独り占めして勝手なことをしないようにと

昔々の学者「モンテスキュー」さんが考え出した方法
それが,「三権分立」であり
そのことは名著「法の精神」に書かれているのだ。

ハイ・・・それを合わせて
「三権訪問」で覚えてしまおう。

法律を作る責任者と
政治を進める責任者と
裁判を行う責任者を
別々の人にやらせようという考え方。

蛙(かえる)と蛇(へび)と蛞蝓(なめくじ)の
三すくみ状態みたいなのである。

う〜ん・・・
このタトエがピンと来ない人は

3人でやるジャンケンポンで
グー・チョキ・パーが出てしまった状態
を想像すると良い。

結局,アイコになって
何もなかったかのような平穏が訪れるのだが
突然,「あ,ボクや〜めた!!」と
誰か一人がジャンケンを引っ込めてしまうと
一気に勝負が着いてしまう状態である。

世の中には絶妙なバランスというものが存在する。

ちなみに,「モンテスキュー」さんはフランスの人である。

たまに
イギリス人とカン違いする人がいるので
要注意である。



【おさえておきたいキーワード】

「立法権」「行政権」「司法権」
「ロック」「基本的人権」
「内閣総理大臣の指名」「内閣不信任決議」
「衆議院の解散」
「最高裁判所長官の指名とその他の裁判官の任命」
「法令審査権」「違憲立法審査権」
「裁判官に対する弾劾裁判所の設置」


どんなつながりがあるかは,自分で調べたし!


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