酷語(長文読解)の即点力情報

003 小説問題では「場面のチェンジ」に着目せよ


小説の一部を読ませた後で
「3つの段落に分けなさい」
とか
「いくつの場面でできていますか」

質問されることがある。



もっとも有効な「場面分け」のキーワードは

「 時 間 」
である。



「夜になると・・・」
とか
「しばらくして・・・」

「次の日」
「2日ほどたって」

といった

「時間」を表す言葉
が使われていることがある。

本文を読むときにチェックしておきたい。

そこで「場面」がチェンジしているのだ。



「時間」の次は「場所」のチェンジである。

小説の流れが
「屋外」から「室内」へ変化したり
「部屋」から「別な部屋」へ移ったりである。

「場所のチェンジ」を表す言葉にも注意したい。



その他・・・
「何かの状況の変化」
でチェンジすることもある。

コチラになると,ちょっとハイレベルになる。

例えば
「雨が降っている状況」から「やんだ状況」
「ピアノを演奏するまでの状況」と「演奏後の状況」
「ショックを受ける前の状況」と「ショック後の状況」
「今の状況」から「回想(思いだし)の状況」

などである。

アレコレ考え出すとキリがなくなるので
これくらいにしておくが

まあ,どちらにせよ
「時間」「場所」チェンジ
大きく関係してくることには変わりがない。



また
直接「場面分け」「段落分け」を質問されなくても
「時間」と「場所」の変化を意識しながら
小説文を読むことは,とても大事なコトである。


読み取りが,より確実になってくるのだ。



そして,次に大事なコトは
登場人物の「心情の変化」である。

これさえキチンと読み取れれば
小説問題は「いただいたも同然」なのである。

「心情変化の読み取り」については
また
後日である。

読解力の向上は
国語だけでなく
全ての教科の
成績アップにつながるのである。



お気に召しましたらココをポチッとである。

うらべんメインにもどる