第49話 疑うべきコト・疑うべきでないコト
〜 アナタの大成功物語はココから始まる 〜



「まくべん」読んでて,ふと思う。

「これでホントに勉強できるようにナルンダロ〜カ?」

「ダラ勉やったら,成績あがるんダロ〜カ?」

「ホントに布団(ふとん)を敷く順序で,点数かわるんダロ〜カ?」

「なんだか,とっても怪しい〜な…」



ふむふむ…

そういう気持ちも分からないでもないのである。



どっかの誰かが
「こっちの水はあ〜まいゾ〜」
誘いをかけても
「ホントかな…」という
疑いを持ってしまうのは
当然のコトである。

「ひょっとして,甘い水には毒が…」
とか
「そんな甘い誘いでパックリと…」
な〜んて
心の底から疑ってしまうモノである。

それはそれで仕方がない。

ココは
ネットの世界だ。
ネットの世界は
匿名の世界である。
バーチャル不確実な空間なのである。

疑ってかかるコトが
実は
とっても大事だったりする。

うっかり甘い誘いに乗ってしまって
人生,取り返しのつかないコトになってしまう
そんな人も実に多いのだ。



ネットの世界では
かなり
ハイレベル判断力が求められる。

中途半端な判断力で
ネットの世界を渡り歩くと
大火傷をするから注意が必要だ。

興味本位や時間つぶしでネットをふらついている中学生は
悪いことは言わない…
さっさとお家に帰るべきである。

現実の世界に帰って
知力と判断力を鍛える修行に励むべきである。



それは,さておき!!

「ホントに布団(ふとん)を敷く順序で,成績が上がるんダロ〜カ?」

という疑問について考えてみる。

布団を敷く順序を変えることで
爆発的に成績がアップする…なんてコトは
絶対にナイ!!

そんな裏技があるなら
全国の学校や塾で
先生方が真っ先に教えているハズである。

そして
文部科学省の大号令で
一斉に布団の敷方を工夫するハメになる。
「早寝・早起き・後布団!」
な〜んてね。

しかし実際には
それほど
「画期的」でないから
あまりメジャーになっていないのである。



では,
「役に立たない方法か?」と言われると
全くそうでもないトコロがミソなのである。


例えば…布団を敷く順序を工夫することで
100点満点のテストで1点分だけ効果があるとしよう。
(実際には0.1点分の効果しかないかもしれないが…)
5教科のテストでは5点分である。

「な〜んだ…たったの5点か…」
「あ〜…ガッカリ…」


そうか,そうか,それは申し訳ないのである。

だが,しかし…
たったの5点の差
ものごとの結果を
大きく左右する場合だってある
のだ。

ライバルとの点数争いは
1点2点の激烈な闘いであり
入試の「合格」「不合格」に影響するコトもある。

どの高校でも合格・不合格のボーダーラインは
数点の違いである。

「あと1問解けていたら合格だったのに…」
そんなこんなの結末で「不合格」になる生徒は
どこの高校にも必ずいるものなのだ。

1円を笑う者は,1円に泣き
1点を笑う者は,1点に泣く

である。



そんな,こんなで,まくべんでは
多くの勉強法や大ネタ小ネタを紹介している。

それらのネタを複数組み合わせることで
確実に数点分のアップが可能になる。
(実際にやれば…のお話である)

そんなこんなの実践で
100点満点のテストで5点アップしたとしたら
5教科では25点のアップである。

得点域にもよるが
10人や20人を追い越すには
十分な得点のアップである。



人間とはおめでたいモノで
得点や成績がアップすれば
さらにやる気がわいてくるモノなのである。

一度「成功」を味わうと
それまでの同じだけの勉強時間で
同じような勉強法で
同じくらいの頑張りで
次回のテストは
さらに成績アップが達成できるのである。



今,アナタに必要なのは
疑いの心で
そこにジッとしていることではないのだ。

とりあえず

一歩だけでも進む努力をするコトなのだ。

アナタの成績アップ大成功物語は
そこから始まるのである。