第33話 「他人の力を自分のモノに」
〜 さあ,2006年度の始まりである 〜


「2006年4月6日までは更新しない」
そんなことを言っておきながら
期限さえ守れなかった「まくべん」である。

諸々の事情により
更新どころではなかったのが事実であるが
しばらく「執筆」から遠のいていたので
なかなか筆が進まなかった・・・という事情もある。

「書き物」も「勉強」も似たようなもので
一度リズムを崩すと
なかなか本来の調子には戻れないモノなのである。



それは,さておき
この数日間,バタバタとしながら
「勉強とはイッタイ,なんなのだろうか」
というような
極めて初歩的な疑問と格闘していた。


格闘の結果,勝ったか負けたかはわからないが
本年度のテーマを手に入れることができたようである。

そのテーマとは・・・

「勉強とは,他人の力を自分のモノにするコトである」

である。



新学期を迎え,新しい学級担任,教科担任と出会ったことと思う。

希望通りであったり
はたまた,その正反対であったりと様々である。

中には
「え〜・・・あの先生?! サイテ〜」と
感じた諸君もいることだろう。

ご愁傷様である。

だが,しかし,嘆いてばかりもいられない。

たとえ
どんなに嘆いたとしても
学級担任・教科担任は,まず入れ替わることはない。

ホントにご愁傷様である。



ここは,アナタの気持ちを切り替えるしかないのだ。

そこで,先ほどの言葉に立ち返るのである。

「勉強とは,他人の力を自分のモノにするコトである」



例えば

国語の先生なら「国語のチカラ」に長(た)けているハズであり
数学の先生なら「数学のチカラ」を持っているハズなのだ。

そして,問題は・・・

それらの先生達が持っている
「国語のチカラ」「数学のチカラ」を
どのようにして
「自分のチカラ」として吸収していくか・・・
なのである。



「だってぇ〜,あのセンセー,教え方,ヘタなんだもん〜」

そうか,それはそれで仕方がない・・・

だったら,その分だけ

アナタ自身が,「習い方の技術」を磨けばイイだけのことなのだ。

これは決して余計な努力ではない。
アナタが成長するのに,大きくプラスとなる技術なのである。

「サイテ〜」の先生からでも
キチンと学び取ることができるようになれば
きっと,アナタは一流の中学生になれるのである。



じゃぁ〜・・・いったい
どうすれば
「サイテ〜の先生」からも学び取ることができるのだろうか。



それは・・・また,今後のお話となるのである。

あせならい,あせらない。
一休み,一休みなのである。


一休さん・・・ならぬ,百休さんこと
「まくべん」であった・・・。

(あ・・・コラ! まだ休むつもりか??!)


  

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