第30話 「部活動と勉強 その1」
〜 その両立で悩むアナタへ 〜


中学校に入学すると部活動がある。

この,
「部活動と勉強の両立」で苦しむ中学生が多い。

そこで今回は
「部活動と勉強の両立」について考えていく。



ここでひとつ考えてもらいたい。

「部活動」と「勉強」の優先順位についてである。

さて,どっちが大事なのだろう。

特に「勉強と部活動の両立」で悩んでいる中学生は
真剣に考えてもらいたい。



(考え中)



(考え中)



(考え中)





(考え中)





(考え中)






どうだろう・・・考えてみたかな?

では,正解である。




















勉強に決まっているだろうがぁ!!


である。



「どちらも大事」と答えた人は,
考え不十分

「部活」と答えた人は,
中学生としての自覚不足である。



ちょっとキビシイなぁ・・・と感じる諸君もいるだろうが
間違ってはイケナイ。



部活と勉強,その優先順位を考えるならば
圧倒的に勉強の方が大切なのである。

これは決して「部活には意味や価値がない」と言っているのではない。
「勉強と部活を比べたとき」という前提である。

ちょうど
「食事とオヤツ,どちらが大事か」という比較と似ている。

「オヤツ」にはオヤツの大切さがあるのだが
「食事」に比べると,お話にならないくらい
食事が大切なのである。



まだ,
「え〜・・・そうなの??」
納得がいかない中学生がいるので説明しよう。


早い話が

「勉強」は「義務」であるが
「部活」は「義務」ではない。


「中学校で勉強する教科」は「法律」でコト細かに決められているが
「中学校にサッカー部を置かなければならない」という法律はナイ。


生徒全員が「勉強の成果」により
進路を左右されるが
「部活の成果」が進路に影響する生徒は
ごく一部である。

「部活」の練習をサボると
顧問や監督の先生に呼び出されるが
授業をサボると,校長室に呼び出される。



まあ,そんなトコロである。



ということで
中学校生活を送る中で
「勉強優先」は絶対に忘れないでもらいたい。


では,「勉強と部活の両立」がうまくいかない場合
「部活動をやめる」という考え方は正しいのか?



ハッキリ言って正しい。

「勉強と部活の両立」がうまくいかないので
「勉強をやめる」という判断の100万倍は正しい。


どれだけ頑張っても
何回失敗しても
勉強と部活動が両立できない時には
部活動をやめるべきである。




ただぁ〜し!

大した努力なしに部活動をやめると
とんでもない結果が待っているのだ。




それについては「次話」で詳しく説明しよう。



まず目指すべきは
「部活と勉強の両立」である。

好きで始めた部活動である。
始めたからには最後までやり通したいモノである。

だから言って,それを
「勉強ができない理由や言い訳」にしては
イケナイのである。

苦しんでいる人は
今一度,自分の生活を見直して見るのだ。

勉強と部活を両立させるコトは充分に可能なのだ。

でなければ
何十年にも前に,中学校での部活動は
絶滅してしまっているハズなのだ。



  

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