第11話 本気計画の難しい立て方
「簡単な」と書きたいが,書かない理由



「本気目標」を達成するための計画だから「本気計画」と名付けよう。

 英語で言えば「プロジェクト・HONKI」である。
(どうもゴロが良くない。まあ,自分の気に入った名前をテキトーに付けてほしい)

 勉強の計画は,
「自分に合った勉強計画は必ずある」
「全ての人に合った勉強計画はない」
のである。
時間と努力を重ねて,
「自分に合った計画」を作り上げてほしい。

 そこで,その参考にするために
「まくべん的計画つくりのポイント」を紹介しよう。



ポイントその1

「計画はスモールステップで」


 スモールステップとは「小刻み(こきざみ)」のことを言う。
仮に「本気目標が英語20点アップ」なら,
「じゃ,そのために何をどれくらいしたらよいか」
「う〜ん単語が弱いな」
「単語を覚えよう」
「1日当たり,10個かなあ」
という具合である。

1年を通した勉強でも,1日の具体的な小さな目標や目当てを考えることだ。
海馬君は大食いが苦手なのだ。



ポイントその2

「無理な計画は無意味」


 自分に「できない」と思う計画ならば立てる意味がない。
かといって
「自分をナメた計画」もよろしくない。
「ワタシが頑張れば,ここまでは毎日やれる」という,
自分だけの絶妙なバランスのとれた計画を作り出さなければならない。

 これが,かなり難しい。
「実行できた」ら「ちょっとキビしく」
「できない」ようなら「ちょっと軽く」
何回も失敗をくり返しながら,
自分の「本気目標」と
今の「実力」に合った勉強の質と量を見つけ出さなくてはならない。


長い目で見ると,
勉強で得る「知識」よりも,
はるかに重要な
「計画立案能力」
「計画遂行力」
「自己管理能力」

等のチカラをつけることができる。
これらのチカラは社会に出てから絶対に必要となるものなのである。


また
学校の授業だけ
塾の勉強だけ
通信教育だけ
訪問販売教材による勉強だけでは
絶対に身に付かないチカラなのである。



ポイントその3

「生活時間に優先順位をつけろ」


 ここで言う「生活時間」とは,
家庭での「勉強時間」「テレビ時間」「睡眠時間」のことである。
あなたの「本気目標」から本気で考えると,
次のようになる。


第1位「睡眠時間」 (絶対,減らしてはイケナイ)

第2位「勉強時間」 (絶対,増やさなければナラナイ)

第3位「自由時間」(なんとかして,減らさなければナラナイ)


この優先順位を間違ってはいけない。
アナタは本当は自分でも十分にわかっているはずだ。
もし,それができないのなら,
さっさと「本気目標」を破り捨て,「まくべん」とお別れすることをお勧めする。
そして二度と
「勉強できるようになりたい」とか
「アタマが良くなりたい」とか思わないことである。
 願うだけではかなわないのである。

(う・・・読者が一気に半減したような気がする。)