第26謎 「紙コップと金貨の不思議な確率 その3」
〜 意外なる結末 編〜



さて…気になる結果は,下の表のとおりである。

獲得金貨数
頑 固 ジ イ さ ん  30枚くらい 
優柔不断ジイさん  60枚くらい 

金貨の枚数に「くらい」とあるのは,正確な数字がわからなくなってしまったのである。
1回のゲームで金貨が当たる確率が「3分の1」と考えていたMr.Makubenn氏は
「一人あたり30枚くらいは当てるだろう」と予想して
二人分の金貨60枚を準備しようと思っていた。

さらに,それ以上の金貨が当たってしまうと困るので
余裕をもって70枚の金貨を準備しておいたのである。

しかし,実際には…
予想以上に多くの「当たり」が出てしまったため
足りない分は,紙切れにメモ書きしながらゲームを続けたのである。

最終的に
メモがゴチャゴチャになり正確な数字がわからなくなってしまったのだ。
「確率」の問題では,よくあることである。(ないか…)
まあ…小さいことは気にしないで…残りの展開を楽しんでいただきたい。


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3時間に及ぶ死闘を制したのは
優柔不断ジイさんであった。
というお話である


メデタシ・メデタシ。
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しかし,である…。
「おや?」と思ったアナタは,なかなかのキレ者である。

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三つの紙コップのうち,一つが当たりなので…
確率は3分の1

頑固ジイさんが
90回のチャレンジ
30回くらいの「当たり」を出したのは…納得できる。

しかし…

優柔不断ジイさんが,数枚程度の差なら,納得できるが
ダブルスコアの60枚を当てるというのは
いったいどういうコトなのだろう…。
優柔不断ジイさんが
当てた確率3分の2という計算である。

優柔不断ジイさんには
「透視能力」があった…のか?
いやいや,そんなことは絶対にナイのである。

先に紹介したとおりにゲームを進めると
ファイナルアンサーの段階でコップを
変更する方
当たる確率が倍になるのだ。

「ウソだぁ〜〜〜!!」
と思うのなら,実際に試してみるとよい。

まくべんは…
実際に試してみようとする
真実に対して
とても
疑り深い中学生大好き
なのである。


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え…!?

「なんでそうなるのか説明しろ!」ってか?

キミねえ…人にものを頼むときには「説明して下さい」でしょ!!

まあ,機会があったら,また,近いうちに…ね。

なになに…?

「本当は,わからないんだろう!」ってか?

んな…そんなことは…

ゴニョゴニョ…ムニャムニャ…

ブツブツ…グジグジ…ネチネチ…

<音声:フェードアウトする…>



  

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