第13恐怖
「鶴亀残酷物語(R10指定)」
〜 弟や妹には,決して教えないでクダサイ・・・ 〜
鶴と亀が12匹いました。
鶴と亀の足を数えたら,全部で44本でした。
さて,鶴は何匹,亀は何匹でしょうか?
あまりにもメジャーな「鶴亀算(つるかめざん)」である。
「まくべん」は昔から鶴亀算に出会うと
気になって仕方がないことがある。
「なぜ,鶴を匹(ひき)で数えるのだろうか・・・」
である。
「鶴は鳥なので「羽」ではなかろうか・・・」
「違う動物の総数を表す場合は「匹」でOKなのだろうか」
「では,2人の人間と,3羽のニワトリと4頭の牛の総数は9匹で良いのだろうか」
気になる・・・。
それはさておき,「鶴亀算」の解き方についての話題である。
よくある解き方は次のとおりである。
は〜い! みなさん
12匹全部がが鶴だったとしましょうネ。
すると,足は何本になりますか。
そ〜ですね。鶴さんの足は2本だから・・・
2×12=24 24本になってしまいますね。
でも,ホントに数えた足は44本もありますね
ど〜してですか。
そ〜〜ですね。
ホントは12匹全部が鶴さんじゃなかったんですね。
44本の足から24本を引くと20本になりますが
これは,いったい誰の足でしょう。
そ〜〜! 亀さんの足ですね。
でも亀さんの足も2本ずつしか数えていませんね。
あと2本ずつ数えてあげなくてはいけませんね。
20本の足が余計にありますから
20÷2=10
亀さんは10匹いたことになります。
12−10で,鶴さんは2匹となりますね。
みなさん,わかりましたか〜〜
まあ,そんなところである。
しかし,過去に一度だけ・・・
「まくべん」は
心臓が凍り付くような恐怖の解き方
に出会ったことがある。
その答は,なんと10歳の少女の口から語られた
スプラッタな解法であった。
名付けて
「鶴亀残酷物語」
である。
ここから先は,気が弱い方や
よく悪夢にうなされる方はご遠慮願いたい。
残酷な表現はイヤな方はココから目次に帰ることができます。
念のため,もう一度
「警告」
しておくのである。
残酷な表現はがイヤな方はココから目次に帰ることができます。
まくべん自身も書きながら,キモチ悪くなった・・・。
まくべんは小心者である。
(いや,ひょっとすると正常である)
残酷な表現はイヤな方は
ココから目次に帰ることができます。
昔々ある所に,鶴と亀が12匹,仲良く暮らしていた。
そこへ惨劇が襲うのである。
白い仮面で素顔を隠し,チェーンソーを唸らせながら
一人の破壊者が忍び寄るのである。
偶然にもこの日は13日の金曜日であったとか,なかったとか。
破壊者はチェーンソーを振り回しながら
次々と鶴と亀に襲いかかったのである。
彼は筆舌に耐え難い光景の中で
鶴と亀の,それぞれの足を2本ずつ切断していったのである。
そして冷徹にも計算を始めたのたっだ。
12匹から2本ずつ足を切断したので12×2=24
最初に44本足があったはずだ。
44本−24本=20本
「まだ,20本の足が残っている」
「その20本は,全て亀の足だ〜ぁ」
そこには・・・苦しみにのたうち回る,10匹の亀の姿があった。
いや・・・実に怖ろしい光景である。
これが作り話の世界で,ホントに良かったのである。
ちなみに映画「13日の金曜日」も作り話である。
時々区別がつかなくなる人がいるので注意したい。
それはさておき,この鶴亀二本足切断法であるが
「実にわかりやすい」のである。
「全部を鶴と想像してごらん」と言われて
正直に12匹の鶴を頭に描いた子どもは
後で「実は亀もいるんだよね」と言われても
ただ戸惑うだけである。
想像のスイッチの切り替えは,なかなか難しいのである。
しかし
動物虐待で,どこかの個人や団体から訴えられては困るのである。
この際,
「反則ワザ」
として封印するのである。
それにしても,わかりやすいのである。
(未練タラタラである)