第7笑 お笑い事ではない「ヒモの結び方」
勉強とは関係ないが,気になるので書いてみた。


本当に申し訳ない。
今回は「お笑いネタ」ではない。
「お笑い」を楽しみたい人は,ちょっと読んでから,退出である。

勉強のことばかり考えていたら,知り合いのオヤジから
意外なことを聞いたのである。

「最近の中学生は,ヒモも結べんのかのう・・・」

そうなのである。今回は,お題のマンマ・・・
正しいヒモの結び方なのである。

「何をバカな!ちゃんと結べるぞ!」
と言う方も,ちょっと読んでほしいのである。

どんだけ勉強できても・・・ヒモが結べなくては
一生の恥・・・いや,末代までの恥なのである。

勉強以外のコンテンツを「まくべん」に載せるのは,確かにオカシイ。
サイトのアイデンティティーの喪失である。
だが・・・現実は,危機的状況にあるのだ。


「まくべん」が,身近な人10人にテストしたら
正しいヒモの結び方ができた人は
6人であった・・・。



では,アナタも試してみるのだ。

2本のヒモを「本結び(マムスビ)」で結んでもらいたい。

え? そんな結び方,聞いたことがない?

そんなムツカシイ結び方ではない。
こんな感じである。



これなら,できるであろう。

では,結んでみるのだ。


(結んでから見るのだ)














どうだろうか,アナタの結びは,こんなになっていないだろうか・・・
なってなければ・・以下は読む必要はない。
あなたは立派な「ヒモが結べる中学生」である。
(お疲れ様であった。さがってヨロシイ)

写真にもある通り,これは不正解である。
この結び方を通称「タテ結び」または「バカ結び」と言うらしい。
なぜ「バカ結び」と言うかはワカラナイ。

しかし,この結び方は,
とても弱いのである。
チカラを加える(引っ張る)とほどけてしまう。
さらに,今度は
「ほどこう」とすると,逆にほどきにくい結び方なのである。
ホントに天の邪鬼(アマノジャク)な邪悪な結び方である。

正しい「本結び」は下のようになる。
ヒモの端が,ちゃんともとのヒモの方向に帰るようになる。

「オリコウ結び」と言いたいくらいである。

さあ,どうだろう。
きちんと結べなかった人は,結べるようになろう。
以下に,その極意を示すのである。


ポイント@は最初にある。
右からきている
黒いヒモが「上」にきている。
別に「下」でも構わないが・・・
もしも「下」にした方がお好みの人は
以下の文章に出てくる「上」という字を全部
「下」に読み替えれば良いだけのことである。




で,黒いヒモを1回,白いヒモに回すとこうなる。


ここが最大のポイントである。
もう一回ヒモ同士が出合うときに
やはり,黒が「上」にくるべきなのである。
ほとんどの悲劇はココで起きる。


下は悲劇が進行中の状態である。
このままで結末まで突っ走ると,「バカ結び」が待っている。





黒いヒモを無事に白いヒモを1回,回ったら
あとは,ヒモの両端をグイッと引くだけである。
このときにできる,結び目は実に美しいのである。
ホレボレするのである。




できあがりである。
これで,アナタも40%の「バカ結び」フリークからおさらばである。




ちなみに,正しい「本結び」には
結び目が強い・・・という特徴と
逆に
ほどきたいとき,ほどきやすい・・・という特徴がある。
たいへん便利である。



ほどき方を紹介する。

黒いヒモの両端を持って,グイッと引っ張るのである。
ちょっと強めに引っ張るのだ。
すると。「コリッ!」という感触がある。
黒いヒモは直線状態になる。
白同士を持っても可である。


こんな感じである。

あとは白いヒモの結び目の部分を持って
黒いヒモを引くだけでよい。

これで完了である。


この正しい「本結び」
一度身につければちょっとした幸せを感じられるようになる。
人生,5%は得をしたような気分になるから
不思議である


お役に立ちましたでしょうか・・・である。
おじいちゃんの堪忍袋であった。


  

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