第65小ネタ:「机上の有効使用可面積率」
〜アナタの机は十分に広いか?〜
ヘンな質問で申し訳がない…
「アナタの机は十分に広いか?」である。
「え? 勉強できるようになるためには,デッカい机が必要なの??」
いやいや…そうではない。
勉強するための机は
デッカいにこしたことはないが
ただデカければイイ…というものではない。
問題は,アナタの机上(きじょう)の
「有効使用可能面積」の問題である。
この「机上の有効使用可面積」という言葉は
まくべんの造語なので
一般の辞書には載っていないのである。
たとえ「広辞苑」でも載っていないのである。
一見,レアな言葉に見えるが
ただただ,まくべんの言語感覚の無節操さの賜である。
それは,さておき!!
まくべんでは「有効使用可面積率」を以下の計算式で求める。
「アナタが勉強に使える机の面積」÷「本来の机の面積」×100
「なんのこっちゃ??」
そんなふうに思う中学生も多いことだろう。
もう少し,詳しく説明するにのである。
今一度
自分の勉強机の上を観察してもらいたい。
綺麗に片付いているだろうか?
教科書やノート,プリントが
散乱していないだろうか。
読みかけの漫画や
スナック菓子の袋…
ゲームや趣味の道具が
山のように積み重ねられていないだろうか…?
「さあ,勉強を始めよう」と思ったとき
アナタの机は
どれくらいの面積が使用可能なのか…
そこが,問題である。
標準的な学習机のサイズは
幅90p,奥行き70pくらいだろう。
面積にして,6300cuである。
その総面積から
今の勉強に必要のない物体が
占有している面積を差し引いてみる。
他の教科の教科書やプリントが…600cu
漫画の単行本が…200cu
電気スタンドが…300cu
その他の雑多な物体が…400cu
とした場合
最終的に残っている面積は4800cuとなる
4800÷6300×100=76,1…
この机の場合,有効使用可面積率は
約76%となる。
わりかし優秀な数字である。
机の総面積の3/4を勉強に利用できるワケだ。
しかし中には
30%〜10%程度の有効使用可面積率で
勉強する強者(ツワモノ)もいる…。
そこが大問題のであり
成績が伸びない大原因だったりするのだ。。
ある大学の先生の研究によると…
大きな有効使用可能率で勉強している学生と
そうでない学生の成績を比較した場合…
圧倒的に
大きな有効使用可能率で勉強している学生の方が
優秀だったのである。
まあ,早い話が
机上の整理整とんを心がけている学生の方が
良い成績を修めることができるのであり
整理整とんができない学生は
往々にして,お勉強もできない!
というわけだ。
当たり前と言えば,実に当たり前の話である。
さあ,勉強を始める前に
ちょっとだけでも机の上を整理したいモノである。
そうすることで
勉強の効率が飛躍的にアップするのだから
なんと簡単な成績アップの方法である。
「整理整とん」と「学力」の間には
とっても深い関係があるのだ。
この際,う〜んと頑張って
「悪い成績」も整理してしまいたいモノである。