第55小ネタ 紙の大きさの表し方4
 〜 「A版」と「B版」のビミョ〜な関係 〜



紙の規格に関する企画の最終回である。

第52話で
「B4用紙」は「A4用紙」より
ひとまわり(ふたまわりか?)大きい…。

とお話をしたのである。

実は「A版」と「B版」の同じ数字を持つ用紙…
つまり「A4版」と「B4版」の大きさには
ビミョ〜な関係がある。

もともと
東洋と西洋の文化の違いから発生した
「A版」と「B版」であるが
不思議なコトに
次のような「お約束」が存在する。

またまた,折り紙の始まりである。




最初に「A4版」の用紙を
対角線で2つに折る。





すると・・・こうなる。




次に「B4版」の用紙を用意する。
「B4版」の用紙は
「A4版」の用紙より
ちょっと大きめである。





そして,2枚を「合体」させるのだ。

あっと驚きである。
「B4版」の縦の長さは
「A4版」の対角線の長さと
同じだったのである。




このようなコトは
「A4版」「B4版」に限らず
「A0版」と「B0版」
「A1版」と「B1版」
「A2版」と「B2版」


(以下省略)

でも起こるのである。

摩訶不思議な紙の規格の世界である。

チャン チャン



  

直線上に配置