第48小ネタ 「サルにはできない超ファイル整理術」
〜 プリント整理が苦手・・・と思うアナタへ 〜


毎日の授業で使用したプリント類
小テストに自習プリント
定期テストや実力テストの問題用紙に答案用紙
テスト対策プリントに
学校だよりに
学級通信
保健室だよりに
図書だより
給食の献立に
来週の授業予定



学校や塾で配られる印刷物の数々
それは,3年間で天文学的な枚数になるのである。

うっかりしてると
教科書やノート,そしてカバンからはみ出し
勉強部屋の本棚から
滝のごとく流れ落ちるような光景を作り出してしまう。

恐ろしい光景である。



そんなとき,ある教科担任の先生が
「おい,明日の授業には先月配った○○のプリントを持って来い。」
とか
「え〜,次回のテストは,授業中に配ったプリントから出しま〜す。」
とか言ったりするのである。

なんて,無茶な!
先月もらったプリントを
持っているハズがないじゃ〜ないか。
先生もずいぶんと無理難題を言うじゃないか・・・
ホントに困ったモンだ・・・
ぅわっはっはっはっは・・・

「ぅわっはっはっはっは」ではない!


「困ったモン」は,アナタの方である。



学校や先生から頂いた大切なプリント類は
できるだけキチンと整理しておきたい。


「整理しておきたい」

なかなか
「整理する時間がない」のであり
自分は
「整理が下手(へた)だから」と考えてしまうモノである。

ちょっと待て・・・

そのグチャグチャになったプリント類の山は
ホントに
「整理する時間がない」のが原因なのか?

「整理が下手」なのが原因なのか?

「時間がない」のではなく
「整理ができない」のではないか?


「整理が下手」なのではなく
「整理ができない」のではないか?

「やろうと思えば整理できる」ではなく
「整理する能力がない」
のではないか?

じっくり考えてもらいたい。

そして判断すると良い。



整理する能力があるのなら
その能力を十二分に発揮し
キチンと整理をすべし。


整理する能力が無いのなら
整理する能力がなくても
整理できる技術を学ぶべし
である。




今回は
整理する能力がない者による
整理する能力がない者のための
整理する技術についてのお話である。



さて

整理する能力がない者が
「キチンと整理しよう」と考えて
失敗する原因を考えてみよう。

だいたいの場合
整理の能力がないくせに
キチンと整理しようとするから失敗する
のである。



「え〜〜?」という人のために
もう少し詳しく書こう。

雑然となったプリント類を前にして
「整理しなさい」と言われた
「整理する能力のない者」が,まず考えるのが
「プリントを分けるコト」である。

「国語と数学と社会と理科と・・・」
「え〜っと,国語は授業で使ったプリントとぉ〜」
「宿題とぉ〜・・・小テストとぉ〜」
「定期テストとぉ〜・・・4種類に分けて・・・」
「数学は・・・・3種類に分けて・・・」
「理科は・・・」

と作業を進めていくので
それはそれは
膨大な数のファイルに分けることになる。

「できない者」に限って
より細かい分類
をしたがるものである。



例えば1教科のプリントを
3種類のファイルに分けたとして
5教科で15ファイル
9教科では27ファイルとなる。

そんなに多くのファイルを作ってしまうと
さあ大変!

ただでさえ「整理能力のない者」が
27のファイルを使いこなせるわけがない。

新しいプリントをもらっても
どのファイルにとじればよいかわからないし
わかったとしても,メンドクサイので
絶対に綴じることはない。

適当なファイルにはさみ込んで
最終的に
ナニがドコへ行ったかわからなくなる。

本棚に並んだ多数のファイルから
再びプリント類が噴き出すのに
それほど時間はかからないのである。

整理能力がない者が
キチンと整理しようとすると
失敗するのである。


あ・・・整理能力がある人には
最適な整理方法だからね。
「項目を細かく分けて分類する」
というのは・・・。




では・・・
「整理能力のない者」はどうすればヨイのか?

答えは簡単

整理しようとするから
失敗するのであれば
整理しなければヨイのである。


あ・・・これでは,またまた誤解されてしまうのである。


細かく分類して整理するから
失敗するのであれば
分類せずにドンドン綴じていけば
ヨヨイのヨイ・・・なのである。




学校でもらったプリントは
もらった順に,ドンドン綴じる。


国語だろうが数学だろうが
テスト問題だろうが
答案用紙だろうが
授業プリントだろうがなんだろうが

とにかく
もらった日にドンドン綴じていくのである。

もちろん「分類」は必要ないので
1冊のファイル
ドンドン綴じるだけでOKである。



「え〜・・それじゃ,ナニがドコにあるかわからないジャン!」
そんな声が聞こえてくるのである。

ごもっとも!

全く分類せずに綴じるので
ナニがドコにあるのかサッパリわからないのである。

しかし,イザというとき
必要なプリントを探し出すのは
結構簡単にできる。

少なくとも
中途半端に整理された
27冊のファイルの中から
探し出すよりは
よほど簡単である。

なぜか・・・?

それは
「分類」されていないプリント達は
「時間の流れで並んでいる」からである。


ファイルの下のプリントは確実に古いモノで
上の方のプリントは最近のモノである。

だから
「あれ? あのプリントどこへやったっけ?」
と思ったとき
「だいたい,いつ頃だったかなぁ?」
「2学期中間の前だったような・・・」
「体育祭の直後だったような」

なぁ〜んて言いながら
前後にページをめくっていくと
結構,簡単に見つかるモノである。

難しい言葉で言えば
「時系列による整理」
という。



ただし,この方法・・・
できるだけ,その日のうちに
ファイルに綴じなければならない。

1日おきに・・・
3日に1度・・・
1週間まとめて・・・
月に1回・・・
でも構わないが
それだけ探し出すのに時間がかかるようになる。

できれば,1日の勉強が終わったら
寝る前にでもパチンとファイルに綴じる習慣をつけるとヨイ。

それでも
「あ〜〜〜〜面倒だぁ」と感じる人は
プリントが入るくらいの
お菓子の空き箱を用意し
毎日,もらったプリントを
その中に放り込んでおけばよい。

ヒマなときに
まとめて穴を開けて
ファイルするのである。

ただし,その場合
くれぐれも
プリントを混ぜないように気を付けたい。
「時間の流れ」は乱さないようにしたい。



「ファイルがいっぱいになったらどうするんですか?」

新しいファイルを用意してもらいたい。

No.2であり
第2号であり
Vol.2であり
#2である。

できれば
ファイルの背表紙に
「○年○月○日〜○年○月○日」
と書いておけば
何十冊になろうが平気である。
何万枚のプリントがあろうが
「時間の流れ」という太い軸によって貫かれているので
必ず目的のプリントにたどり着くことができるのである。



これならできる。

整理能力のない者にも十分にできる。
ただ,穴を開けて綴じるだけである。

しかし,決してサルにはできない。

多分,穴を開けて綴じる作業は
サルには難しいと思う。

また,サルには綴じるべきプリントがない。
それはそれで幸せなことかもしれないが
私たちはサルでない以上
せっせとプリントを
綴らなければならないのである。

嗚呼,整理整頓こそ生きる力なり・・・
である。

<合掌>


  

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