第46小ネタ 「バス停公式(改)を覚えよう」
〜 理数にお役立ち「バス停公式」改良版 〜
そのその続き



正解である。

よくぞ,覚えたのだ。
「おりこうさん」である。



では,次に
「時間」と「距離」と「速さ」の公式を思い出して欲しい。

@ 「速さ」=「距離」÷「時間」
A 「時間」=「距離」÷「時間」
B 「距離」=「速さ」×「時間」

である。

思い出しただろうか?

中には「アヤシイ」中学生もいるだろうが
話を先に進めよう。



「時間」と「距離」と「速さ」の関係を
「バス停公式改良版」で表せば


となる。

この「バス停公式」の
赤の横棒は「÷」を表し
赤の縦棒は「×」を意味している。


そして,自分が求めたい項目
例えば「距離」がわからない
というときには
「距離」をかくしてみる。
こんな具合だ。

すると,自動的に
「速さ」と「時間」が残る。

「速さ」と「時間」の間の
赤い縦棒は
「×」の意味があるので
「速さ」と「時間」を
かければ良いのである。


「時間」を求めたいときには
「時間」をかくせばよい。

「距離」÷「速さ」
という公式がスグにわかってしまうのである。

「速さ」を求める時には・・・・

もう,省略しても・・・いいよね。



でも,この「バス停公式」を使うときに
ひとつ不安になることがある。

それは
「どこに距離をいれるんだっけ」
「速さはどこだったなか」


それぞれの位置を忘れてしまうことだ。

そこで,次の言葉で「暗記」してもらいたい。

距離を忘れてをかく」

「距離」は,言うまでもなく「距離」
のこと
「ハ」は「速さ」のハのこと
「ジ」は「時間」のジである。

そして,入れる順番は
枠(わく)の面積の大きい順に入れていけばよいのだ。



「え〜〜速さの公式のタメに,いろいろ大変だなあ」
そんなふうに考える中学生もいると思うが

この「バス停公式改良版」

理科の「密度」や「オームの法則」
「濃度計算」にも応用できる

「すぐれもの」
なのである。

(近いうちに「うらべん」で紹介しよう)

また,工夫次第では
自分独自の応用も可能だ。

理数の計算が苦手な人
この機会に,ぜひとも覚えて
使えるようになっていただきたいのである。



え? 得意な人はどうするかって?

今までどおりで,イイんじゃない?



  

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