第45小ネタ 「絶対落とすな5大化学反応式」
〜試験に「出る」モノは「出る」のである〜


定期テストや入試前に勉強していて
なんとなく不安になったり
心配になってくることがある。

「今,勉強しているトコロは試験に出るのだろうか」
という「疑惑」である。



もっとも
勉強したところが試験に出ようが出まいが
何の問題もない
のである。

勉強したトコロが
試験に出なかった場合
中には
「勉強して損した・・・」
と感じる中学生もいると思うが

それは
決して
「損」
などではナイ。


たとえ
試験に出なくても
キチンとアナタの頭にインプットされた知識は
いつか必ず役に立つ「お宝」なのである。
「財産」なのである。



欲しいモノがあって
一生懸命に貯金をした・・・。

だが
お金が貯まったとき
その欲しいモノが「売り切れ」で
手に入れることができなかった。

あなたの手元には「お金」だけが残った。

こんなとき,「欲しいモノが手に入らない」という
「くやしさ」は残るが
決して「損をした」という気持ちにはならない。

手元に「お金」が残っているからである。


いつかどこかで「欲しいモノ」に出会ったら
「購入」することができるし
なんなら
他のモノを「購入」することもできるからである。

勉強した事柄が
試験に出なくても
それはそれで後悔するほどのことでもないのである。




だが・・・
逆の場合は
ものすごく後悔するのである。


逆の場合とは・・・

「出る」とわかっている事柄を
勉強しないで試験に臨んだ場合である。




「ひょっとたら出ないかもね」
「だったら,ほかの部分を勉強した方がイイかもね」
な〜んて甘く考えて試験に臨む・・・

「あ〜〜〜っ! 出たぁ〜〜っ!!」

実によくあるお話である。

慰めの言葉も見つからないのである。
嗚呼無情・・・であり
南無阿弥陀仏である。



中学の勉強内容には
「必ず試験に出る」と言ってよいくらい
「実によく出る」勉強内容がある。

最初から出ると分かっていれば
みんなが勉強して〜ぇ
みんなが満点になるから〜ぁ
そんなのテストの意味がないから〜ぁ
フェイントかまして出なかったりするんじゃないのいか・・・


とか

毎回出ているから
今回は出ないのではナイだろうか・・・


とか

必ず出るが分かっていれば
最初から何の苦労もないよね〜!
お前はエスパーかっ!!


とか・・・

そんな気持ちになるのも当然である。

だが・・・

「出る」モノは「出る」のであり
「出る」モノしか「出ない」のであり
「出ない」モノは「出ない」のである。




例えば・・・

理科の1分野,化学反応式・・・

ゴチャゴチャと数字やアルファベットが並び
様々な元素記号が飛び交い
変化のパターンもたくさんあって
何がなんだか,さっぱり分からん・・・

と,感じている中学生も多いことと思う。

だが

試験に出る「化学反応式」は
実はそれほど多くない。
たったの5つである。

その5つの式の中から
毎年,全国の入試問題に
必ず1つが出題されている・・・
と言ってもイイくらいなのだ。

アナタが受験生ならば
今年の入試で
下の5つの「化学反応式」のうち
1つと「必ず出会う」のである。

アナタが2年生ならば
来年度の入試で
同じ思いをするだけのコトである。

「必ず出る化学反応式」とは,次の5つである。
しっかりメモしておいた方が良い。
(もちろん,正確にネ!)


5大化学反応式 その1「水素の燃焼」(水の合成)


5大化学反応式 その2「銅の酸化」


5大化学反応式 その3「マグネシウムの酸化」


5大化学反応式 その4「酸化銅の炭素による還元」


5大化学反応式 その5「水素と酸素のイオン反応式」



出題のパターンは様々である。

反応式を全部書かせる問題もあるし
係数(数字)や元素記号を入れさせる問題かもしれない。

しかし
ちょっと頑張って5つの「反応式」を暗記しておけば
少なく見積もっても2〜3点獲得は確実である。

できることなら「式」の意味も理解しておきたい。

簡単な分子のモデルを図に書いて
式の仕組みを説明できれば
10点くらいは楽々ゲットである。

特に「化学」が苦手な中学生は
丸暗記しておいて損はない。


苦手な分野で獲得する点数は
得意教科で獲得する点数の
何倍もの価値がある。


さあ,頑張って10分間で
暗記するのだ。

その10分間には
受験勉強10時間分の
価値があると考えてよいのである。

あ・・・
この5大化学反応式の
意味がサッパリわからない中学生は
一度,理科の担任を訪ねてみるのである。
そして
分かるまで説明してもらった方が良い。

あ・・・
まだ,習っていない中学生の場合は
「へ〜・・そんなんがあるんだ」
程度で結構である。

そして
これらの式と出会ったときに

「お〜〜キタキタキタ〜〜〜っ!!」
「いっただっきまぁ〜す!!」


と叫べば良いのである。

入試の理科の10点は
そこに転がっているのだ・・・。


  

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