第32小ネタ 「古典はキチンとやっておけ」
〜 コテンコテンになる前に 〜


う〜〜〜〜〜〜ん・・・(脂汗)

なんとも,オヤジ的である。
まあ,ホントにオヤジなのだから仕方がないか・・・

そういうワケで,サッパリあきらめてもらいたい。



さて,今回の話題は
「古典」である。

だいたい標準的な中学生なら
「古典」がキライである。
ゴメンナサイ・・・「古典好き」の標準外の中学生諸君・・・
君たちはホントにエライ


だが・・・
しかし・・・
多分・・・
ひょっとして・・・
ほとんどの中学生は「古典」が大嫌いなのである。

その結果,古典が苦手になり,古典に苦しむのである。

古典に苦しむとどうなるか・・・
高等学校でコテンコテンになり
大学入試でコテンパンになってしまうのである。

なぜか・・・

それは,ほとんどの中学生が
「古典」を苦手としているからである。


説明しよう・・・。


中学の古典で苦しんでいると
高等学校の古典の授業で苦しむ・・・。
それは,だいたい分かってもらえるだろう。


高校に入ると,中学の「国語」は
「現代文」と「古典(古文と漢文)」に別れる。

「理科」が
「物理」と「化学」と「生物」と「地学」
に別れるようなものである。

「古典」が教科の1つになれば
中学の時のように
「古典」の弱点を「現代文」でカバーすることが難しくなる。

さらに,中学「古典」のレベルと高校「古典」のレベルは
とんでもなく大きいのである。
複雑で難しくなるのだ。

だから,高校で「古典」に苦しむことになる。
多くの高校生を苦しめている
泣くこも黙る・・・「古典」と「物理」である。



大学入試はどうか・・・。

「ボクは古典が苦手だから,理系に進もう」

そんな甘い考えは通用しない。
理系を選択しても,国語は必ずつきまとうのである。
まるでストーカーのような執念深さである。

そして
理系を選ぶ人間は,おおよそ古典が苦手な人間なので
どうしても古典で失点して
たまにいる古典好きのライバル
大きく差をつけられてしまうのである。
これがホントにいるのである。
そこまで古典が得意だったら
「お前なんか文系へ行け・・・」と言いたくなるのである。
余計なお世話である。


しかし・・・である。

理系のコースで勉強する中
「古典」で勝負を決められるのもクヤシイ。

「それなら理数系の科目で逆転だ」
と思っても

理数系を選ぶ人間は
理数系科目大得意のため
大きく差をつけることは難しい。

結局,国語(古典)で勝負が決してしまうのである。



じゃあ,文系を選ぶ!

それは,あまりにも無謀である。
文系人間はほとんどが国語大好き人間であるから
最初から勝負にならないのである。

そんなこんなで,中学時代に
「古典」を味方につけておくことは

将来
大きなアドバンテージを取ることになる。

(有利になるということ)




みんなが,嫌いで勉強しない教科である。
少し真剣に取り組めば,成績はグンと上がるのである。

さあ,がんばろう・・・である。


  

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