第26小ネタ 「便利な・・・分数の考え方」
〜 理科の分数公式はこれでおまかせ? 〜


理科の1分野が苦手な中学生が多い。

アナタが,そんな中学生の一人であったなら
この記事は,一度は読む価値があるかもしれない。



1分野が苦手な理由は様々であるが
だいたい・・・
「計算問題が苦手」というのが相場である。


でない人は・・・ココから先は「読む価値無し」である。
時間をとらせて,申し訳なかったのである。
ゴメンナサイ!




さて,「計算問題が苦手」で
「1分野が苦手な中学生」には
お話を続けるのである。

計算問題が苦手な理由を考えていくと
これまた,だいたい
同じ壁でぶつかっていることが多い。


分数の公式や計算である。

「そうでない!」という人は
ココから先は「読む価値無し」である。
時間をとらせて,申し訳なかったのである。
御免ナサイ!!




それは,さておき

中学理科の1分野で出てくる計算問題

なんだか怖ろしく複雑な計算問題に見えるかもしれないが
その正体は
小学校4年生程度の「算数の計算問題」なのである。

分数の「かけ算」「割り算」ができれば
何も問題もないハズである。

とは言っても
この分数の考え方が結構手ごわいのである。

ここでもう一度
「分数のある性質」を復習して
明日から「理科一分野」に挑んでもらいたい。



「密度」や「電流のオームの法則」には
分数の公式が用いられている。

V(電圧)=I(電流)×R(抵抗)

というような「かけ算」の公式も登場するが
メインで暗記するのなら
「分数の公式」をオススメしたい。



そして,
「分数のある性質」を思い出してほしい。

「分数のある性質」とは

分子が大きくなればなるほど,値は大きくなり
分母が大きくなればなるほど,値は小さくなる

ということである。

忘れていた人はアタマにたたき込むのである。

オームの法則に当てはめると
電圧が大きくなればなるほど,電流は大きくなり
抵抗が大きくなればなるほど,電流は小さくなる

という
電流の性質までマスターできるのである。
抵抗を求める公式でもお役立ちである。


密度ならこうなる。



質量が大きくなればなるほど,密度は大きくなり
体積が大きくなればなるほど,密度は小さくなる

というワケである。

この分数の性質を知っていれば,公式を見て
電流や密度の「意味や性質」を思い出すことができる。

分数って,便利でしょ!


  

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