第24小ネタ 「小さな文具の大きなチカラ7
〜 暗記ペンの使い方2 〜


第23小ネタに引き続き
今回も「暗記ペン」のご紹介である。

商品名を「暗記用スタディペン」という。
これまた文具業界の老舗(しにせ)サクラクレパスさんの商品である。



「まくべん」は勝手に「オレンジペン」と呼んでいるが
やはり,そのお役立ち度に敬意を払い,「スタディペン」と呼びたい。
決して「スタディーペン」ではないので,更に注意したい。



それはさておき,このスタディペンの活躍の場は「問題集勉強」である。
「問題集勉強は一度解いて終わりではない」という
「まくべん」の考え方にピッタリなのである。

問題集は何回も通してみて,始めて効果が出てくる。

しかし,1回目通るとき,回答欄に答を書き込んでは
2回目,ついつい答を見てしまうのである。

では・・・ということで,答はノートに書くことになる。
ホントはその方が勉強になるのだが
なんとなく(と言うよりカナリ)メンドクサイ作業になる。

そこで,スタディペンの登場である。
答を鉛筆ではなく,このペンで直接回答欄に書き込むのである。



インクがオレンジ色のため,最初は,なんとなく変な感じがする。

しかし,このオレンジ色がポイントである。
赤色の暗記シートをかぶせると
あらららら・・・と答が消えてしまうのである。



2回目,3回目通るときは,シートをかぶせながらやると良い。
また,テスト直前のチェックにも活用できる。



「ペンだから間違えたらドウシヨウ・・・」

そんな,心配は一切ご無用である。

スタディペンのインクは消しゴムで簡単に消せるのである。



インクで書いた文字を消しゴムで消していると
変な気分になってくる。

なんだか,やってはイケナイことをやっている気分である。

それはさておき
問題集勉強には大変お役立ちなペンなのである。





余談であるが
スタディペンのインクは,付属の消しゴムでなくても消えるのである。
ごく一般的なプラスティック消しゴムで十分に消えてくれるのである。
(これって,営業妨害・・・かもしれない)

ちなみに,スタディペンの包装紙は
専用消しゴムの使用を推奨しているのである。


さらにさらに余談であるが
このスタディペン・・・
誠にステキな書き味である。
顔料系の水性インクを使ったペンで
こんなに快適な書き味のボールペンは珍しい。

悔やむのは,インクがオレンジ色のみであることである。

青や黒,赤もぜひ,同じインキ成分で商品化してくれないだろうか。

「まくべん」からのお願いである。

あ・・・値段は200円弱と考えていただきたい。

ついでに,インクの量を,もっと多く充填してもらえれば最高である。



「暗記用スタディペン」は株式会社サクラクレパスの商品です
書き味の感じ方は,個人によって異なります。


  

直線上に配置