第11小ネタ 夜食禁止令
〜 百害あって2利くらいしかない 〜



結論と言うより,警告から始まるのである。

中学生は「夜食」をとってはイケナイのである。

ゲゲゲッ・・・と思う人もいるかもしれないが
特にラーメンなどの
脂分が多いのもは御法度である。



勉強に熱中するあまり,深夜に「夜食」が恋しくなるのである。
というより,「夜食」を食べたいがために深夜まで勉強する人もいるのである。

それは,痛いほどよくわかる。
心から同情申し上げるのである。

しかしである。
夜食は中学生にとって「百害あって一利無し」である。
いや・・・二利くらいはある。
気分転換と空腹からの脱出である。
空腹では集中できない。



では,ものすごい反感と憎しみの視線を感じながらも
勇気をふりしぼって書くのである。
(食い物のウラミは怖ろしいのである。)


まず・・・

夜食が必要なくらい,深夜まで勉強するというのが間違いである。

睡眠不足になってしまうのである。

睡眠学習効果がなくなるのである。

朝,気持ちよく起きることができないのである。

朝ご飯を食べたくなくなるのである。

朝ご飯を食べないので,学校で集中できなくなるのである。

授業がイイカゲンなので,勉強がわからなくなるのである。

勉強がわからないから,復習や予習,宿題に手間がかかるのである。

宅習に手間がかかるので,勉強時間が長くなるのである。

勉強時間が長くなると,オナカがすいてくるのである。

オナカがすくと夜食を食べたくなるのである。

夜食を食べると「幸せ」を感じるのである。

生きててヨカッタ・・・である。

オナカが満たされると,睡魔が襲ってくる約束である。


翌日は,また,この繰り返しである。




実は,最近のテレビや雑誌,新聞でも
「勉強」と「睡眠時間」と「朝ご飯」の関係は
ある種のブームになるくらい注目されている。

ある学校の先生が
「早寝,早起き,飯食ってこい」と提案し,
それだけで全体の平均点が上がった・・・というのだから驚きである。
(驚くことはない。上の悪循環から考えれば当たり前のことである)



しかし,どうしても・・・どうしても夜食からお別れできない人は
以下のことを守って「正しい夜食」を実行してもらいたい。

@ 量は可能な限り少なくすること
満腹ではなく,空腹でなくなったという感じである。
もう少し食べたいな・・・でやめる勇気が必要である。

A 栄養素は脂分をひかえ,
炭水化物やタンパク質がメイン(200kcal以下)

おにぎり,お茶漬け,うどんなど。
あるHPでは焼きおにぎりのお茶漬けを勧めていた。

B よくかんで食べること
よくカムことで,少ない量で満足できる。脳のはたらきも良くなる。


C 夜食後,2時間は勉強すること

胃腸のためである。12時に寝る人は10時までは夜食可である
10時に寝る人は8時までは夜食可となる。
(それでは,ただの晩ご飯である)

D 朝,昼,晩の3食はキチンととること。

などなどである。
どうであろう・・・ひょっとして,食べたくなくなったのではないだろうか。



今,「夜食」習慣がない人は
「私は幸せだ」と思って良い。

中学在学中は,その習慣を守り通してもらいたいのである。



次回は,おいしいインスタントラーメンの作り方を伝授する。
「まくべん」は意地悪でもある。
というよりは「鬼」である。



  

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