第10小ネタ 不思議な数当てカード
〜 あ,これ知ってる! では,仕組みは・・・? 〜


今回は手品である。
よくあるパターンの,よくある「数当てカード」である。

「あ,これ,知ってる」「やったこと,ある!」という諸子も多いことだろう。

とりあえず,やってみる。


ココに5枚のカードがある。

1枚のカードには,それぞれ16個の数字が書かれている。




     
11 13 15 10 11 14 15 12 13 14 15
17 19 21 23 18 19 22 23 20 21 22 23
25 27 29 31 26 27 30 31 28 29 30 31


10 11    16 17 18 19
12 13 14 15 20 21 22 23
24 25 26 27 24 25 26 27
28 29 30 31 28 29 30 31


上の4枚のカードに書いてある数字の中から
1つだけ,好きな数字を選んでもらいたい。

つまり,1から31の数字の中で
気に入った数字をひとつ選んでもらいたい



では,もう一度,カードをよく見て次の質問に答えてもらいたい。

【質問1】 その数字は赤のカードに入ってますか。

【質問2】 その数字は青のカードに入ってますか。

【質問3】 その数字は緑のカードに入ってますか。

【質問4】 その数字は黒のカードに入ってますか。

【質問5】 その数字は紫のカードに入ってますか。


さて,アナタの選んだ数字は,どのカードに入っていただろうか。




では!
天才マジシャン「まくべん」が,その数字を言い当てるのである。

ちょっと計算してもらいたい。

あなたが,「このカードには私の選んだ数字が入っている」と言ったカードを
もう一度,よく見てもらいたい。


そして,それぞれのカードの
XX XX XX XX
XX XX XX XX
XX XX XX XX
XX XX XX XX
黄色の部分に入っている数字を
全てたしてもらいたい。


例えば
アナタの選んだ数字が「7」ならば,
「7」は赤と青と緑の3枚のカードにはいっている。
他のカードには入っていないのである。

だから,赤・青・緑のカードだけを見つめる。

赤の左上の数字は「1」
青の左上の数字は「2」
緑の左上の数字は「4」
である。

そこで1+2+4=7となる。

では,最初にアナタが選んだ数字で試してもらいたい。











「当たり」である。


当たらない場合は,カードの中の数字の見落としである。
全部のカードの数字を,点検してもらいたい。

ただ,それだけのコトである。

オモシロイ! と思った人は,さっそくカードを自分で作って
友人・家族・親戚・知人にチャレンジである。
きっと,タネをバラしたくてウズウズするのである。
へなちょこマジシャンの性(さが)である


さらに・・・
「カードの仕組」が,ちょっと気になる人は,ココに,あまり詳しくない解説をかくしておくのだ。


それにしても,最近の「まくべん」は勉強を忘れ,バラエティー化している。
これで,イイのだろうか・・・



  

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