第5小ネタ 頭が良くなる薬はないが・・・頭を悪くする薬はある
〜 受験シーズンの風邪薬選び 〜


タイトルを付けてからハッとした。
「ホントに頭の良くなる薬はないのだろうか。」
「ホントはあるんじゃなかろうか。」

どこかの学者が発明して
みんなが頭が良くなって
みんなが学者になってしまって
自分が発明した薬より
スゴイ薬を発明して
自分の薬が売れなくなって
そのスゴイ薬を買って飲んで
そんでまた超スゴイ薬を発明して
そんでもって



と永遠に続くことを恐れて
隠しているのではないだろうか・・・と。
(とても気になる・・・)



 それはさておき「頭の悪くなる薬はある」ので要注意である。
それもアナタが飲んでしまう可能性があるのでチェックが必要である。

その薬の名は・・・・

「スコポラミン」
とか
「ジフェンヒドラミン」
などである。

「など」と書いてあるのは
「その他にもたくさんある」ということである。
「まくべん」は医師でもなく薬剤師でもないので
深いツッコミは,あえて避けるのである。


なんとも奇妙な冗談のような名前である。
他にもあるが
これらは
「風邪薬」
「下痢止め」
「乗り物酔い止め」
の薬に含まれていることが多いという。


入試などの大切な試験前に
「風邪気味だから用心のため」と安易に飲むと大変なことになる。

脳みそが元気に働くために必要な物質を
押さえ込んでしまうらしい。

分かりやすく言えば,ボーっとしたり眠くなったりといった具合である。

 どうしても飲まなければならないときは
専門家(医師や薬剤師)さんに確かめるべきである。

間違っても「まくべん」に聞いてはいけない。



もっとも,その前に
風邪をひかないように十分注意することが大切である。

ちゃんちゃん! である。


参考文献
池谷裕二 著
最新の脳科学が教える 高校生の勉強法
株式会社ナガセ●東進ブックス
ISBN4-89085-242-5 C 7037
2002/4/1発行 900円

  

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