第16GO! 「面接の作法(基本編)その2」
〜 おまけ:受験終了後の心得 〜


いよいよ,ショーの・・・いや「質問」の始まりである。



面接官から出される様々な質問の対処法は
「受験へGO!」の第8話11話12話
参考にしてもらいたい。



さて・・・いろいろあったが
どうやら無事に「質問」は終了したようである。

面接官が言うのである。
「それでは,これで面接を終わります。」


それを聞いたアナタは
イスから立ち上がる。


一度,キチンとキョ〜ツケェ〜をして
丁寧なお辞儀をしたい。


その際に
「ありがとうございました。」
を付け加えたい。

もちろん
ハキハキとしたサワヤカな声でである。


頭を上げ
一瞬でイイから面接官の目を見て
出口に向かって歩く。

ドアを開け,
外に出てから
回れ〜右っ!


ここで
軽く会釈をして,頭を上げてからドアを閉める。
あわてて頭をはさむなよ。
コントの「オチ」になってしまうぞ。




これで面接の儀式は終了である。
あとは,高校側からの指示に従って動くことになる。

普通,面接終了後は控室に戻らないケースが多い。
カバンなどの手荷物は,常に持って移動することになる。

面接が終わった受験生から順番に
帰宅させることが多いが
中には,その後も会場に留まらせ
様々な指示がでる場合もあるので
指示を聞き漏らさないようにしたい。

「全部終わった」と思って家に帰ったら
翌日,友達から
「おい,お前,午後の実技試験,どうしたんだ?」
な〜んて聞かれて
顔面蒼白になるようなことは避けたいモノである。

「鼻から牛乳〜」ではスマされない・・・。



あ〜よかった。
これで終わったぁ〜!!
やったぁ〜〜〜〜!!!
よ〜し!これから,ウンと遊びまくるぞぉ〜〜!




コラコラ,そこの受験生!

受験が終わって,開放的な気分になるのはわかるが
決して最後まで気持ちをゆるめるではナイゾ!!


会場からの帰り道
交通事故に遭った受験生もいるのである。

受験の帰り道は
普段より注意力や集中力が低くなっている。

信号機を見落としたり
近寄ってくる車に気づかなかったりすることが多い。



更には,調子に乗ってハメを外し
中学生として,人として
「決してやってはならないコト」をやってしまい
警察や補導員のお世話になったあげくに
高校側から
「受験資格取消」「合格取消」を通告される
受験生も少なくないのである。

それではまるで
名門T大を中退し事業を起こし
大会社の社長までなったあげくに
ズルして捕まった
アノ人

難関K大に合格し
運動部の花形プレーヤーとして活躍したあげくに
ワルして捕まった
アノ人達と同じである。

人間,頑張って上りつめた直後・・・
そこが最も危険な場所であるコトを知っておくべきである。


ダークサイドがポッカリと口を開けて
アナタを狙っているのである。




  

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