第12GO! 「ヒトの!ヒトの!ヒトの話を聴け!」
〜 質問聞き漏らし注意報発令 〜


そうなのである。

面接に臨んで,「まくべん」の話を聴いてほしいのである。

5分でイイから〜〜ぁ・・・である。



少々カビくさくて申し訳ない。

またまた「面接」のお話である。

面接官の「質問」は
最後までキチンと聞き取ってから
答を準備してもらいたい。




例えば,こんな質問が出たとしよう。


面接官
アナタが中学校生活で最も頑張ったと言えることを
ひとつ教えてください。
そして
その中で,思い出に残るエピソードがあれば教えてください。」


アナタ
「ハイ。それは部活です!」

面接官
「それで?」

アナタ
「え?・・・まだ,何か?」

面接官
「あ・・いや,いいです。次の質問です・・・」



こんなコトは,十分に起こり得るのである


アナタは面接官の質問を
「アナタが中学校生活で最も頑張ったと言えることを
ひとつ教えてください・・・」


ここまで聞いたときに,それに対する答を準備し始めたのである。

よって・・・
質問の後半を聞き逃したのだ。

私たちの脳は,一度「作文モード」に入ると
外からの情報が入ってこなくなる。

つまり,人の話が聴けなくなるのだ。

リラックスした日常の会話なら
まだ,なんとかなるのだが
緊張の高まった面接などでは
完全にアウトになる。



ペーパーテストなら,問題文を何度も読み直すことができる。

しかし,面接では
チャンスは1度しかない。
1回聞き逃すと,2回目はないのである。

面接官の質問は
最後までキチンと聞き取るようにしたいものである。




もっとも
集中して最後まで聞いていたが
試験官の滑舌が悪かったり,声が小さかったり
部屋の外で騒音がしたり,その他の理由で
質問が最後まで聞き取れなかった場合は
何も遠慮することはないのである。

「すみません。うまく聞き取れませんでした。」
「もう一度,質問をお願いします。」

こう言えば良いのである。
簡単なことである。



グループ面接の場合は,さらに注意が必要になってくる。

隣に座っている受験生が四苦八苦しながら
試験官の質問に答えている最中

「自分は,あ〜言おうかな。こ〜言おうかな・・・」

と,自分の答の準備をしていると

「はい,次の人,今の○○さんの意見について,どう思いますか」

な〜んて
想定外の質問が飛んできたりする。

思わず口はポカンと開いたまま,目がテンになってしまう。

面接会場で
誰かがしゃべっているときには
その話に集中すべきである。


自分の答を準備するには
二の次でよい。

聞き取りがキチンとできれば
いちいち作文しなくても
それなりのことは話せるものである。

しかし
聞き取りがイイカゲンでは
どれだけしゃべろうが「的をえた答」は
できないのである。

ヒトの話は,しっかり聴くモノである。



  

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