第79手 「24時間3分割勉強法」
〜 休日の無駄に過ごさないために 〜



「よ〜っし! 今度の休みは
勉強するぞ〜ぉ!!」

起死回生
汚名返上
名誉挽回

等々を期待して
そんな一大決心をすることがある。

定期テスト前の土曜・日曜
そして夏休みや冬休み・・・

チャンスは何度となく訪れるのだが
そこで長時間の勉強時間を
うまく確保できる中学生は
驚くほど少ないのである。


せいぜい前の晩に2〜3時間頑張って
朝はついつい朝寝坊・・・
朝食を取ったか取らないか
いつの間にやらお昼を過ぎて
気が付けばサザエさんのテーマが流れている。

なんだか憂鬱な気分になり
「あ〜明日からまた学校か・・・」
ため息を付く。

そんな気分で夜の勉強がはかどるワケがない。
「しまった!宿題が残っていた!!」
あわてて机に向かい
時刻は12時を過ぎていく。



こんな調子だから
月曜日の学校の授業は
さらに重たいモノになる。
「はぁ〜,早く土曜にならないかなぁ〜〜」

まあ,そんなところで1週間が回っているのである。

夏休みや冬休みならば
な お さ ら のことである。

毎日ダラダラしている分
新学期のスタートが非常に重たい。

下手をすると元のリズムに戻るのに
2週間以上かかったりする。



それはさておき!!

休みの日に
あれだけ沢山あった
時間
いったいドコへ消えてしまうのだろうか?

どうして
より多くの時間を
勉強に費やすことができないのであろうか?

受験生なら,なおさら「深刻」な問題である。



そこで
無駄な時間を撲滅する
「考え方」

伝授するのである。

受験生なら
「必読」である。
受験生でなくても
「読む価値」はある。



最近,流行の勉強時間の設定法に
「8×3勉強法」とか
「24時間3分割勉強法」
呼ばれるものがある。

これは主に
大学受験生のために
考えられた勉強法で
休日の勉強時間を
「最低8時間はキープしよう」

という目的で生まれたモノである。
(らしい・・・)



そこで,まずはアナタに聞きたい。

「休みの日に8時間勉強することは
可能だと思うか?」

である。

土曜日,日曜日,そして
夏休みや冬休みの毎日である。

「そんなに出来るワケがね〜じゃん」

ま,だいたいそんなところだろう。



では
「24時間3分割勉強法」
のお話である。


普通,1日は24時間である。
(そんなことは小学生でもわかる)
その24時間を3等分する。

すなわち24÷3計算する。
すると,答は
「8」が出てくる。


「8時間」と「8時間」と「8時間」
合計「24時間」になるワケだ。
(なんだか,そんなドラマがあったような・・・)



さて,
最初の「8時間」
「睡眠時間」である。

睡眠時間は人によって様々だろうが
まあ,多めに見積もっても
8時間あれば充分だろう。



次の「8時間」
「勉強する時間」である。

8時間も勉強すれば
成績はグングン伸びて当たり前なのである。

しかし・・・
「そんなに勉強したら
せっかくの休みの日に
な〜んにもできないよ」

とか
「それじゃ〜ゼンゼン遊べないよ〜」
という声も聞こえてきそうなのである。



そこで
最後の「8時間」である。
これは
「勉強しなくてもよい時間」
である。

「ご飯はどこで食べるんですか!」
そんな質問には
「最後の8時間です」と答えたい。


「お風呂は?」
最後の8時間・・・である。

すなわち
「勉強しなくてもよい時間」でお風呂に入る。


「トイレは?」
もちろん「勉強しなくてもよい時間」
安心してもらいたい。
8時間もあれば
ゆったりくつろいだ
爽快な排便ができるハズである。



「部活の休日練習は?」

それも
「勉強しなくてもよい時間」である。



すなわち!

起きている状態で
「勉強する」活動以外の
全ての活動は
「勉強しなくてもよい時間」
処理する
のである。



朝起きて食事をする。
歯をみがいて顔を洗う。
新聞を読む。
犬の散歩に行く。
トイレに行く。
着替える。
部活の練習に行く。
お昼を食べる。
友達と遊ぶ。
昼寝をする。
ビデオゲームをする。
テレビを見る。
お風呂に入る。
手伝いをする。
お菓子を食べる。
電話をする。
夕食を食べる。
漫画を読む。
ネットをのぞく。
メールする。
ふとんを敷く・・・

それらの全てを
「勉強しなくてもよい8時間」の中で
やってしまうのである。



例えば
どうしても生活に必要な時間
「生活必需時間」は

朝食30分
昼食30分
夕食60分
お風呂30分
着替えや歯みがき30分
お手伝い30分
トイレの1日合計分30分

等々で(どれもこれも多めに見積もって)
合計4時間・・・。

それでもまだ
「勉強しなくてもよい時間」
4時間余っている。

映画なら2本は見ることができる。
メールなら50本くらいは書けそうだし
ネットも飽きるくらいに堪能できる。

それだけゴージャスな休日を過ごして
それでも勉強時間は
8時間確保できるハズなのである。




まあ
起死回生
汚名返上
名誉挽回

を狙う受験生なら
8時間程度は勉強したいが

そうでない中学生なら
4〜6時間の勉強時間でも充分だろう。


すると
「勉強しなくてもよい時間」は
10時間から12時間となる。

生活必需時間を除いても
6時間〜8時間は
充分にお楽しみ時間があるワケである。



そんなワケで,こんなワケで
休日の8時間勉強は
決して不可能なコトではないのである。

もっとも平日は
学校に行って6時間の授業を受け
塾や家庭で
2時間程度の勉強をしているワケだから
キチンと8時間勉強をしていることになる。




大切なコトは
「少しでも無駄な時間をなくすコト」
である。

手のひらですくった水が
ポタポタこぼれるように
「無駄な時間」も
常にポタポタ漏れ続けている。

だから気が付くと
「いつの間にかサザエさん」状態になってしまうのだ。

逆に・・・

どんな忙しい中学生も
ポタポタ漏れている時間を勉強に充てることで
いつのまにか
「塵も積もれば山となる」状態を作り出すことができる。

まあ,だいたい
世の中で成功する人というのは
そんな人なのである。




休みの日に
ダラダラしている自分に気が付いたら
「あれ,今は勉強の8時間だっけ?」
「勉強しなくていい8時間だっけ?」
「勉強しなくてよい時間は,残り何時間だっけ?」
そんなふうに
自分に問いかけてもらいたい。




  

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