第70手 「ケアレスミスはどうすれば防げる? 2」
〜 解いてはイケナイ…問題もある 〜



さて,早速
「彷徨える貧しき魂」の救済に入ろうではないか。

あ・・・ここから読み始めた人は
ナンノコッチャ,サッパリワカラン状態である。



ズバリ
「ケアレスミス殲滅(せんめつ)作戦」である。

ナニ? 余計にワカランとな?

はは・・・つまり

「ケアレスミスをなくす方法」
である。

で……どっこいしょっと始めるのである。



先ずは前話に学んで
「テストで点数を欲張らないコト」
である。

自分の目標点数が80点なら
80点分の問題を
シッカリ・ガッチリ解けばよいのである。

75点の実力しかない者が
「100点を取ろう」
「90点を取ろう」
「少しでも多くの点と取ろう」

とするから,慌てるのである。

自分で自分に余計なプレッシャーをかけているのだ。

100点分の,90点分の努力をした者ならば
それは充分に理解できるが
80点分の努力しかしていない者は
きっちり80点確保を狙うべき
である。

すると
残りの20点分の問題を解かなくて良くなるので
テスト時間に大きな余裕ができるようになる。

この場合
「余裕があるような気分」でも構わない。
そんな気分になれば
決して慌てることがなくなるからだ。



目標の80点分の問題を解き終わったら
まだ解いていない問題に手を出すのではなく
80点分の問題の
「点検・確認」をするべきである。

解けそうもない問題を解くのには膨大な時間がかかる。

その上,結果的に「解けない」のである。

そんな時間の無駄遣いをするくらいないら
「解けた問題」を確実にする方が良いのである。



一度体験して見ると良い。

60点が目標点としたら
キッカリ60点をゲットする。

答案用紙を返してもらって
そこに「60点」と書かれていれば
実に嬉しいモノである。

なんだか
「満点」を取った気分になるから不思議だ。

しかし,「58点」だったら
「もの凄く」悔しい。

平均点を超えていようが
前回の点数より高得点だろうが
もの凄くくやしい。

そして,こに悔しさが
次回のテストへのエネルギーとなるのだ。



そこで,
「テストの時間に大切なこと」である。

テスト問題が配られたら
いきなり問題を解かずに
全問題を,よ〜く観察してもらいたい。

「確実にできる問題」に
「なんとかできそうな問題」に

「できるかどうかわからない問題」に

「こりゃ無理だわという問題」に
×

を付けていく。

まずは
自分の目標点に従って
◎の問題を解く。


次に○の問題を解く。


そして,そこで
解いた問題の「見直し」を行う。

数回の「見直し」を行い,
「確実だ」と確信したら
△の問題に手を着ける。

△の問題の場合
解けたら1問ごとに「即,見直し」である。



「あ・・この問題ヤバイかも」と感じたら
さっさとあきらめ
次の△問題にワープである。

それを
時間切れまで繰り返すことが重要である。



仮に△問題が全部クリアできたとしても
絶対に×問題に手を出してはいけない。

今一度,◎問題,○問題,△問題の「見直し」を行う。

そしてそれは
テストの時間切れまで繰り返され
×問題は永遠に解かれることはないのである。



ところが・・・実際にやってみると
これが実に「ムズカシイ」ことがわかる。

アナタは,どうしてもどうしても
×問題を解きたくなる
からである。

「1点でも多く取れるかも・・・」
そんな誘惑にかられ
ついつい
×問題に手を出したくなるのだ。



まるで
目の前に

「押してはイケナイ」

と書かれたボタンがあるようなものだ。


こんな場合,ほとんどの中学生は
誘惑に勝てずに,ボタンを押してしまうのである。

その結果
だいたいが
大変な結果に終わるのである。



「開けてはイケナイ」と書かれた箱を
悩みに悩んだ末に開けてしまい
中に

「ば〜か」

と書かれた紙切れが入っていて
悔しがるくらいなら,まだイイが
消防車やパトカーや救急車がとんで来たなら
さあ,大変・・・である。

「押してはイケナイ」と書かれたボタンは
決して
押してはイケナイ
×問題は,決して
解いてはイケナイのである。



  

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