第50手 「授業中の集中力がほしい」
 〜 できないものはしかたがない 〜〜



またまたまたまた,集中力のお話である。

ある読者から質問をいただいたのである。
(ありがたい,ありがたい)


私は授業に集中できません
最初の15分くらいは集中できるんですが
その後はまったく集中できません
50分間集中できるトレーニング法を教えてください



いや・・・まいったまいったである。
50分間集中できるトレーニング法とな・・・



「ない」



申し訳ないが,そんなトレーニング法は知らないし
多分,ない・・・と思うのである。



それはそれは・・・50分間集中できれば
スゴイのである。

そして,一日6時間の授業時間に
全て集中できれば

「もの〜〜す〜ご〜〜〜〜い!!!!」

と思う。

できない・・・できるわけがない。



よいだろうか?
人間は常に集中できる生き物ではない。
起きている間,十数時間に集中していたら
絶対,「変」になってしまう。

(好きなコトなら,話は別である)

50分の授業でさえ,全部に集中するのは無理だ・・・

大人なら,やってできないことはないが
それでも,かなりの経験と訓練を必要とする。

まあ・・・,義務教育真っ直中の中学生には・・・・
まずムリだ。

申し訳ないが,あきらめるのである。



「では,どうしたらいいんですか!!」
と,怒られそうである。




怒られたくないから,教えるのである・・・。



「50分の授業時間で15分なら集中できます」

と言うのなら

授業の大事なところだけ
集中すれば良いのである。



何も50分間ぜ〜んぶ,集中しなくてもヨイのである。

中学の授業とは,そんなものである。



腕の立つ先生なら,そこのところを
上手に「誘導」してくれるのである。

50分間の授業の流れに
「メリハリ」や「リズム」を感じる先生は
そんな先生である。

だが,全ての先生が
「メリハリ」を備えているとは限らない。

テンションが上がりっぱなしの先生
逆にボソボソボソと単調な流し方をする先生もいる。

そんな場合は,自分で「大事なところ」を
見つけ出さなくてはならない。



「では,どうしたら・・・」

そんなふうに感じた人は

「勉強法いろいろ:第7手」
「80%と20%の法則」
〜膨大な授業の砂漠から宝を掘り出せ〜

を読んで頂きたい。



はたまた
「15分間の集中でさえムリ・・・」
とお嘆きの中学生は

「勉強法いろいろ:第9手」
「勉強法いろいろ:第10手」

「最強の集中力はこうしてつかめ」
を読むべきである。



最後に付け加えるが
「授業の大事なところ」
を見つけるためには
授業の
「予習」が重要である。
そのへんの詳しいところは
「勉強法いろいろ:第23手」
「「予習」・「復習」の中身と方法」

を読んで頂きたい。



結論
授業時間全てに集中する必要はない。
授業の大事なところだけ集中すれば良いのである。

(全部集中できる人は,適当にやってね・・・である)



  

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