第49手 「中身の見えるテスト勉強計画の反省」
〜 メモ型テスト勉強計画を更に生かす 〜


メモ型勉強計画で定期テストにチャレンジした諸君。

結果はいかがであったろうか。


テスト直前まで「メモ型勉強計画」に則って
テスト勉強を進めた諸君には
それなりの結果が待っているハズである。


途中で投げ出した諸君にも
別な意味の「それなりの結果」が待っているのである。



さて,テストも済んだことだし
いよいよ本格的な勉強を始めよう。


(前に何度も使ったセリフであるが)
(これが,「まくべん」の神髄である)



テストが済むと答案用紙が返ってくる。

点数も成績も返ってくる。

あまり歓迎できない「お客さん」ではあるが
この「お客さん」,蔑ろ(ないがしろ)にはできないのである。

詳しいことは,すでに
勉強法第41手「テストの反省とテストの後悔」
で紹介してあるので
もう一つピンと来ない人は
ソチラを読み直して欲しい。



今回の「テスト反省」のターゲットは
「テストの点数や問題の中身」にあらず

「テスト勉強計画の反省」である。

返ってきたテストの「反省」が済んだら

もう少しだけ頑張って
「テスト勉強計画」の反省もおこなうべきである。

「時間割型テスト勉強計画」

「メモ型テスト勉強計画」
の「反省」である。




はたして,今回のテストの結果は

アナタの
想定内の結果であったのだろうか。


もちろん,好成績だった人も
「もっとイイ成績が欲しい」
というのは分かる。

当然である。

一気に20番くらいアップした人も
「30人くらいは抜きたかった」
という気分になるのもわかる。

しかし,大切なのは
アナタが立て,実践した勉強計画に基づいて考えたとき
その成績は「妥当なモノか」という考え方である。



「あれだけ頑張ったのに,この結果はないだろう」

逆に
「あれだけしかやらなかったのに,結構,イイ成績だった」

はたまた
「あれだけの頑張りなら,こんなもんだろう」

そんな結果の受け取り方である。

成績が「想定内」なら何も問題はない。

このまま,勉強を続ければよいのである。

しかし,「想定外」の場合
次回の「勉強計画の見直し」が必要になってくる。



もう一度,勉強計画表を見ながら反省してみよう。

「成績の悪かった教科の勉強時間は充分だったか」

「勉強の内容に「穴」や「落ち」は無かったか」

「勉強を始める時期には,問題がなかったか」

「総合勉強時間は何時間だったか」


「時間割型勉強計画」と「メモ型勉強計画」を
丹念に見直してみる。



特に「メモ型勉強計画」の場合は
「問題があった部分」に,赤で書き込みをすると良い。

「暗記する単語の数が少なすぎ・・・」

「理科の暗記にはサイテー2時間は必要・・・」

「数学のプリント復習は1枚当たり45分・・・」

「社会の図や表は必ずチェック・・・」


すると,そのメモは
次回の定期テストの時
より理想的な勉強計画を立てるための
重要な資料となるのである。

こんなに心強いアドバイザーは
他にはいないのである。



さあ,テストが返ってきたら,即,実行である。


点数だけの「泣き」「笑い」は

「もうやめにしないか」

である。


  

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