勉強法いろいろ:第35手:九の巻
「ゆっくり型」と「高速型」
〜 おまけに「脱線先生」と 〜


「ゆっくりと授業を進める先生」がいる。

ゆっくりやるので,考える時間やノートをまとめる時間は多い。

しかし
ゆっくりだと1時間で進む教科書のページは少ない。
そして
1時間で解く問題数も少ない。



授業の時間内で勉強することが「わかる」ならば
家での復習は練習問題を中心に進めた方がよい。

予習もそれほど必要ないのである。

だが
授業時間内で勉強することが「わからない」のならば
家での勉強は
「予習」に力を入れなければならない。

復習は,「わかったこと」と「わからないこと」をキチンと分けて
「わかったこと」はホントにわかっているか,練習問題で試し,
「わからないこと」は質問ノートに書き込んでおくようにしたい。
(質問ノートの詳しい説明はココ)



「高速に授業を進める先生」がいる。

高速で進むので,説明を聞くのも,ノートを取るのも,考えるのも大変である。

教科書のページはガンガン進むし,
1時間の問題数や重要事項の情報が膨大になる。



この先生の授業で「わかる」のならば,
家での
復習は,ノートの整理と重要事項の記憶作業が重要である。

同時に
簡単な予習も欠かしてはいけない。


逆に「高速授業」で「わからない」と感じることが多いのならば
家での勉強は
「予習」に重点を置きたい。

「予習」で完全に「わかる」必要はないし,それは無理な話である。

授業を受ける前に,予習で「わかるところ」と「わからないところ」を分ける。

授業は「わからない」ところに集中して受けるのである。

復習は
重要事項の暗記基本問題を中心に進めたい。



そして「ゆっくり&高速合わせ技型」の先生もいる。

話す早さや授業の流れは普通なのだが

勉強に関係ない「脱線話」が始まる。

ついつい脱線時間が長くなりすぎて
あわてて勉強にもどり,「超高速」で授業を終えるタイプである。


もともと「脱線話」は,勉強に熱くなった脳ミソを
リセットして,授業時間後半の集中力を増すための
先生方の「ワザ」なのである。

しかし,
脱線話の内容がパワフルだと
先生も生徒もノリノリ状態になって
後半の授業に戻るどころではなくなってしまうのである。


脱線話にパワーを吸い取られてしまうのである。


あわてた先生は,強引に勉強に引き戻そうとするが,
時すでに遅しである。

大部分の生徒の脳ミソはクタクタ状態になっている。
そこへ「超高速授業」が襲いかかるのである。


パワフルな脱線話には要注意である。

授業中の「小休止」と割り切って,リラックスして聞くのである。
その直後に「超高速授業」は必ずやってくる。



しかしなんである。

まくべん自身は学生時代に多くの脱線先生に出合ってきた。
ほとんどの脱線先生が「愛すべき,尊敬すべき」先生方であった。

教科に関する高レベルな話や,青春の思い出。
世の中の見方や人生論,恋愛論等々・・

実に幅広い話をしてくれたものである。

「まくべん」は今でも脱線先生が大好きである。



 

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