勉強法いろいろ:第35手:七の巻
「一発マジ切れ先生」と「仏の顔も三度先生」
〜 上手な叱られ方 〜


先生から怒られたり叱られたりすると,気分が悪くなる。

当たり前である。

怒られて,気分が良くなる人は要注意である。



さて,本題の前に,ひとつ考えてほしいことがある。

「怒る」「叱る(しかる)」の違いである。

先生方の間では,よく話題となることなのだが,

中学生の間では,あまり話題にならない。

当たり前である。
中学生にとってはどちらも同じである。

しかし
実は違うのである。



辞書を引いてみる。

【怒る】:腹をたてる。いかる。
【叱る】:相手のよくない言動をとがめて,強い態度で責める。
である。

「怒る」「叱る」の大きな違いは

腹がたっているか,いないかであり

愛情があるかないかである。

別の言い方をすれば

「怒る」
「ただの
感情の爆発」であり,「憎しみのかたまり」である。

「叱る」
「キミのしたことは間違っているから,ちゃんと
正しくしなさいという強い気持ち」であり,
「正しくなってほしい」という
愛情がある。



諸君にとって大切なのは「叱り」の部分なのである。


さて,アナタは今まで
「怒られて」きたのだろうか。

それとも
「叱られて」きたのだろうか。

過去の苦い経験を思い出して,胸に手を当てて考えてほしい。

さて,
今回は「怒られ方」「叱られ方」がテーマである。



アナタの先生が「いきなりマジ切れ先生」の場合は,

最初,「怒る」と「叱る」が同時に来ることが多い。

先生の「怒り」が徐々に静まるにつれ,「叱り」が残ると考えて良い。

激怒の嵐が去り,
「今後,何をどうしたら良いのか」そんな話が始まり
「よく考えてみろ」が出てきたら「叱り」の部分である。

先生の爆発に,最初はパニックになるだろうが,
最後の「叱り」の部分には,キチンと耳を傾けるべきである。

そして,「考える」べきである。




「仏の顔も三度まで先生」の場合,

常に冷静に「叱る」先生である。

度重なる失敗に,一見,感情的に爆発したように見えるが,
これはあくまで先生の計画的な爆発である。

最初から「叱り」に入っているので
「ありがたいお言葉」を全身で受け止めるべきである。



しかし,なんである。

「仏の顔も三度までという言葉を知らんのか〜!!」と
過去何度も怒鳴られてきた「まくべん」であるが,
ほぼ100%,3度目の失敗で怒鳴られてきたのである。

「3度目の失敗までは仏の顔でOKよ」と理解している「まくべん」にとって
3度目の失敗での爆発は納得がいかないのである。

しかし,そこで,そのことを突っ込むと,
相手は「鬼」どころか「悪魔」に変貌してしまう可能性があるので,
諸君も絶対に突っ込んではいけないのである。




さて,最後に
「永遠に仏様型先生」である。

実はこれが最も要注意なのである。

アナタが先生からの
「温かい見守り」「愛情」を感じているなら大丈夫である。

しかし・・・

それをまったく感じないのなら,
それは「ホトケ先生」ではなく,
「ホットケ先生」の可能性がある。

アナタの学力や,行動に,まったく興味がない先生である。

一度くらいはワザと失敗をして怒られてみるべきである。

それでも「ホトケ」ならば,「ホットケ先生」であることは間違いない。

そんな先生とは,普段は何の問題も発生しないから,特に注意する必要もないが,
「ここ一番の大切な悩みや相談」は持ちかけない方が賢明である。


 

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