勉強法いろいろ:第35手:序の巻
「先生」を知ればヨイことがあるのか?
〜 正しい先生理解のススメ 〜
学校の先生,塾の先生,家庭教師の先生は
アナタのことを必死に理解しようとしている。
それを業界用語で
「生徒理解」
と言っている。
怖ろしく奥が深く,諸君には直接関係ない言葉だから
暗記する必要はない。
先生は生徒のイロイロなことを知らなければならない。
勉強の成績,得意科目,不得意科目
趣味や興味のあること,性格
家の場所や家族の様子
所属する部活動や,そこでの活動の様子
友達や先輩後輩関係
通っている塾やけいこ事
家庭の教育方針
アナタの進路希望や親の希望
地域やボランティアなどでの活躍の様子
などなど・・・
アナタに関する,もっとたくさんのことを知らなければならない。
「なんだか監視されているみたいで気持ち悪いな・・・」
と
感じる人もいると思うが,それはそれで仕方ないのである。
でなければ,先生方は授業ができない。
アナタは決して大量生産のロボットではなく
一人一人がみな違う人間であるからして,
先生が生徒のことを十分に理解するのは
絶対
に
必要
なことなのである。
「いやだな〜」
と思う人も
さっぱりあきらめてもらいたい。
さて,今回は「先生による生徒理解」がテーマではない。
「生徒による先生理解」がテーマである。
ちなみに「先生理解」という言葉は業界用語ではない。
「まくべん」が勝手に使っているだけである。
あまり「シッタカ」で多用すると,恥をかくこともあるので注意したい。
また,「先生理解」については記事の内容が多くなると予想している。
今後,数回の連載になると思うので,気長に読んでもらいたい。
では,本題である。
諸君の中には
生徒が先生のイロイロなことを知ると「イイこと」があるのか?
と思う人もいるだろう。
「ある」
のだ。
その@
先生のことをよく知ると,先生との人間関係がスムースになる。
そのA
先生のことをよく知ると,発表や質問がしやすくなる。
そのB
先生のことをよく知ると,授業がわかりやすくなる。
そのC
先生のことをよく知ると,テストの対策が立てやすくなる。
その他にも
不必要に
ムカついたり
,
キレたり
することが少なくなるし,
どうしてもウマが合わない先生への
対処法
を考えることができる。
では,いったい先生の
何
を知れば良いのだろう。
身長か? 体重か? 年齢か?
それは,以後のお楽しみである。
(別に楽しかナイか・・・)