第20手 教科書の目次とさくいん大活用術
同時上映 辞書を引くのはメンドウだが大切なワケ



よく知られていることだが,教科書の始めには「目次」がある。

あまり知られていないことだが,教科書の後ろには
「さくいん」がある。

「目次」君はメジャーであり
「さくいん」君はマイナーなのである。

「さくいん」君はなんとなく可哀想である。

 今回の話題は,この
「目次」「さくいん」なのである。



諸君は,この
目次とさくいんの「より良い活用の仕方」を知っているだろうか。

そうなのである。
目次とさくいんには「リッパな活用方法」があるのだ。

決して教科書会社が親切やお節介で載せているわけではないのだ。



【目次の活用方法】

どの教科でもイイので,教科書を見ながら読んでもらうと効果的である。

目次には年間を通して,学習する項目が書かれている。
初めて教科書を手にしたときに
ここをサッ見るだけで,
一年間の学習の内容や順序がわかるようになっている。

年間の途中で見る。

「今,自分がどこにいるのか」がわかる。
「次に何を学習するのか」
「以前にどんなことを学習したのか」

という見方で読むと,
自分の「わかる場所」や「わからない場所」が簡単にわかる。

「得意・不得意」という見方もイイだろう。

別の言い方をすれば,
「学習の地図」である。
時々は目を通して,「自分のわかり具合」を点検することが大切である。

そうすると,「次にやらなければならないこと」が見えてくるのだ。



【さくいんの活用法】

国語の教科書以外は,だいたい付いている。

これが実に不思議だ。
国語の教科書に「さくいん」が無い・・・
「まくべん」の手元にある教科書だけなのだろうか。
といっても,手元にあるのはA社の教科書だけだが・・・
他の会社の国語の教科書には,やはり「さくいん」はないのだろうか。
今後の研究課題である。

それはさておき,

教科書の「さくいん」では,
授業で学習する
重要語句キーワードが,アルファベット,もしくは五十音順に並べられている。

さっと目を通して,
重要語句の意味を自分がわかっているか試すこともできる。
超インスタントのテストの役割である。

ちゃんと意味を覚えている語句にはマーカーで印をつけてもいいだろう。
覚えていない語句は,指示されたページを読み返せばよいのだ。
試験対策に是非,活用してほしい。

 また,
予習や復習のとき「わからない語句」に出会ったら
さくいんを引いてみると良い。


以前に習っている場合,
初登場の場所がわかる。
そのページをめくると,説明が書かれているというわけである。
教科書が参考書の役割を果たす。

 これらを普段の「予習・復習テスト勉強」に使わないのはモッタイない。

どれくらいモッタイナイかというと,
道に落ちている100万円を拾わないで通り過ぎる・・・やめておこう。

ただ
「さくいん」を使った予習や復習には副作用があるので注意してほしい。

あまり簡単に「語句の意味」がわかってしまうので,
ついつい・・・
辞書を引くのがメンドウになってくる。

多分,それが理由だと思うのだが,なぜか国語の教科書には「さくいん」がない。
(「まだ,こだわっている。実に執念深い)



【辞書引きが大事なワケ】

言葉をあつかう教科(国語や英語)の場合,メンドウでも辞書を引くべきである。


特に高等学校や大学までの進学を考えている人は,
「辞書引き技能」を鍛えなければならない。

「あいうえお・・・」という五十音の順番を記憶するだけのことなのだが,
これが結構,鍛えるのに時間がかかる。
辞書を引くのがメンドウと感じるのはそのためである。
辞書を引く速さは,引いた回数(経験)に比例するのである。

特に高校での予習では,辞書を引く速さが学習時間を決すると覚えておくのだ。

しかし,聞くところによると,最近の高校では辞書を引かせないところもあるらしい。
辞書を引く時間より,問題を解いた方が,大学や就職の受検に有利だ
という発想らしい。

授業で語句や英単語の意味を載せたプリントが配られ,
それをもとに授業を進めている学校があると聞くから驚きである。
「インスタント勉強」「ごまかし勉強」もここまでくれば立派である。
(ちなみに「立派」というのは皮肉である)


それはさておき,

高校の予習や復習で単語の意味調べに時間を取られ,
考えたり覚えたりする勉強が少なくなり実力がつかない。


それでも
実力をつけようとすれば,勉強時間を多くするしかないのだ。

「ホントかな」と思う人もいるだろう。
しかし
高校の合格者集合の日に必ほとんどの高校で
4冊以上の分厚い辞書を強制的に買わされるのである。
(もちろん買わせない高校もある。念のため)
ついでに紹介するなら,
辞書と高校の教科書の値段の高さには多分ビックリすると思う。

中学1年・2年の人も,
家に「国語辞典」「英和辞典」がない人は,この際,購入を勧める。
各教科の先生に紹介してもらってからの購入がよい。
でないとハズレを引いてしまう。

ちなみに,キチンと紹介できる先生はプロである。
尊敬に値する。

しかし
最近,辞書を持ってない先生もいるというからオドロキである。
教科に関係なく・・国語辞典を持ってない先生がいたら注目すべしである。

きっと,全ての語句を完全にマスターしている「スーパー天才先生」か・・・

でなければ・・・ハズレである。

(合掌・・・)



  

直線上に配置