第13手 「質問」は難しいことナノダ
「わからない」を整理し「質問ノート」をつくれ



「わからない事」はなんとか先生に質問して「わかる」ようになりたい。

でも恥ずかしい・・・

今回は,そんなSHY(シャイ)なアナタへのプレゼントである。

題して「正しい質問の仕方(SHYヴァージョン)」であるのだ。

えっ?強気の人はどうするのかって?
今回は強気なアナタへのプレゼントはない。
天性の強気でガンガン質問してもらいたい。



さて,本題に入る前に
「質問する」という行動について少し考えよう。

自分で
「わからない」と感じているのに,
なかなか質問できないという経験があるだろう。

この原因は何だろう。
「恥ずかしいから」か「メンドウだから」か。
確かにそれらは「質問する」という行動に対して大きな障害物となっている。

しかし,それだけではないのだ。
実は
質問するということ自体が大変難しいコトなのであり,
高レベルであり,
高次元の行動なのだ。


なかなか質問できないというのは
当たり前のことだったのである。



ここ数年前から,大人の仕事の世界でも
「質問力」という言葉が使われるほど難しく,
そしてマスターできると大変なパワーを発揮できる「能力」として注目されているのだ。

それでは,大人の仕事に求められるほど
高度な「質問力」とまではいかないが,
中学生の勉強に効果的な「質問力」の訓練方法について紹介していこう。



ステップ@的確な質問づくり

まずは質問の準備である。
多分,シャイなアナタは,勇気ふりしぼって先生に質問しても,
「何がわからないの」と逆に聞かれると,
もう舞い上がってしまうだろう。
攻撃的な人はムカツクかもしれない。

それを避けるためには,質問前に
「どこがわからないか」をハッキリさせよう。

先生も,どこがわからないか,わからなければ説明のしようがないのだ。
先生はエスパーではない。
アナタの言葉や行動から
アナタが「わからない」と感じているところを
探っていかなければならないのである。

だから事前に,声に出して質問の「予行練習」をするのだ。
自分の言葉でしゃべることで
「本当に何がわからないのか」が整理され,
「的確な質問」が
できあがるのだ。




ステップA質問ノートづくり

「的確な質問」が用意できたら,
ここで1冊の新しいノートを用意してもらいたい。

教科ごとに用意できれば理想的なのだが,
おこづかいが乏しければ1冊でもよろしい。
 ノートの表紙にはこう書くのだ。
「質問ノート」

そして,ノートの第1ページに
先ほど用意した「的確な質問」を書き込もう。
数学の問題だったら,問題文までキチンを書こう。

先生がそれを見て,
「この生徒はココがわからないんだな」と
ハッキリわかるように
ていねいに書くのだ。
これは,家の勉強の中でできるはずだ。



ステップB後は実行あるのみ

これで準備は完全に整った。
いよいよアタックである。
先生に質問するのだ。
 心臓はドキドキであろうが,がんばってもらいたい。

こう一言告げればいい。
「この問題を教えて下さい!」
(まるで2月14日みたいだ)
そして,ノートを差し出す。
ノートに質問が書かれているから,いろいろしゃべる必要はない。
先生は,説明しながらノートに解き方を書いていくのだ。



 「質問ノート」の効果は絶大である。

@
先生に対して,少ない言葉で的確な質問ができる。

A
先生が忙しそうなときにはノートを預けておけばよい。
後で取りに行くのだ。

B
先生の前では完全に理解できなくても,
家に帰って復習することができる。

C
「ノート」に書かれるアナタの質問と先生の説明は,
アナタの弱点を完璧にカバーする
世界に一冊の究極の参考書となるのだ。

D
テスト前の総まとめのときなどに,
想像を絶するアナタの守護神ともなるのである。
「ココロのササエ」ともなる。

1粒で2度おいしいのは某社のキャラメルだが,
「質問ノート」は1冊で5回以上もおいしいのである。
キャラメルの負けである



ハイ!そこで「なんだかメンドクサイ」とつぶやいているアナタ!
先ずはやってみよう。
この勉強術はアナタにとって,
きっとピッタリの方法なのだ。



  

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