第5手 門外不出!究極の読書術「辞書読書」
言葉を制するものは勉強を制す



昔から辞書は,「究極の書物」と言われてきた。
歴代の読書家が,最後にたどり着く本が「辞書」であったのだ。

 まくべん読書術とは,「辞書を読め」なのである。
読み終えた者は,全教科のかなりの成績向上が期待できる。

なぜなら,
全ての教科が
「読み」が「命」だからである。
理科や数学の問題も読めないことには解けないのである。

辞書読書を達成するためには「辞書読書のコツ」が必要にである。
では,順を追って紹介していこう。
しっかりついてくるのだ。



ステップ@
「辞書を選ぶ」


 簡単に辞書というが,種類は多い。
2988ページ,35万語からなる「広辞苑(こうじえん)」から
幼稚園児が使う「たのしいことばじてん」まで様々だ。

 「よし,ここはひとつ」という意気込みで,いきなり「広辞苑」などに手を出してはいけない。
1ページどころか10語程度読んだところで,
「言葉」の暴風雨の中で遭難してしまうのがオチである。

お勧めなのは,自分が通っている学校のワンランク下の辞書である。
中学生なら,「小学生用辞書」が最適である。
こちらはページ数で約1000ページ,言葉数で約3万語程度である。
小学校のとき買った辞書が家にあるなら,それで十分である。
無い読者はさっそく書店で購入することを提案する。



ステップA
「アから読め」

いよいよ「読み」に入る。
あちこちから読んではイケナイ。
あくまで読書なので「ア」から読むのだ。
実は,「辞書読書」は1回で終わらないのだ。
一度読み終わると二度三度と「くりかえし読み」をするため,
どこまで読んだか「わからなくなる」恐れがある。
あわてず,あせらず「ア」から読むのだ。



ステップB
「知ってる言葉をチェック」

 小学校の辞書だから,ほとんど知ってる言葉のはずだ。
「こんな言葉をわざわざ説明して,バカみたいだ」と感じるはずだ。
そして「オイラ,けっこうアタマいいじゃん」という気分にもさせてくれる。
これも「海馬」君を刺激する効果がある。

さて,知っている言葉は,マーカーで線を引くのだ。
どんどんマーカーが増えていくはずだ。
自分の頑張りが目に見えるから,やる気が出てくる。
 「辞書がきたなくなる」と思う者もいるだろう。
しかし,辞書と脳みそは,使い込むほどに価値があがるのである。



ステップC
「知らない言葉はじっくり読め」


知らない言葉に出会ったら,小さな声でよい,「声に出して3回読め」である。
「まくべん勉強術」の掟だった。
そして,次の言葉に移ればよい。



ステップD
「くり返し読め」


 小学校の辞書だから,10〜20時間くらいかければ読了する。
が,一気読みは禁物である。
「海馬」君は,一度のたくさんの言葉を覚えられない。
毎日少しずつでよい。(10分から15分くらいが理想的だろう)
1回読了した辞書は,多分,マーカーでマッカッカになるはずである。

2回目にチャレンジするのだ。
2回目は「知らない言葉」だけでよい。
マークされていない言葉だ。

方法は1回目と同じ,1回目の読書で覚えていればマーク,記憶がなければ声に出して3回読むのだ。
1回目の数%の時間で読了できる。



ステップE
「辞書のランクを上げる」


 毎日,毎日読んで,ほぼ完璧に辞書が赤くなったら,「完全読了」である。
普通,ここまでいくのに,3回から6回のくりかえしが必要なはずだ。

 そうなったら,次は「中学生の辞書」にレベルアップすればよい。
しかし,こちらはテゴワい。
中学在学中に決してマッカッカになることはないだろう。
でも御安心を。
高等学校卒業までにマッカッカになれば良いのである。



「まくべん流辞書読書」
毎日の勉強のメニューに取り入れてはいかがだろうか。
特に,
勉強前の準備運動には最適である。
(信じる者は救われるのである)



  

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