オキナグサにちなんだ懐かしい唄

オキナグサ水彩画

オキナグサ水彩画・田上正人様(鹿児島市)


「満 州 娘」

            作詞・石松秋二
            作曲・鈴木哲夫
             唄・服部富子

1.わたしゃ十六 満州娘
  春よ三月 雪解けに
  迎春花(インチュンホワ)が 咲いたなら
  お嫁に行きます 隣村
  王(ワン)さん待ってて 頂戴ね

      2.ドラや太鼓に 送られながら
        花の馬車(マァチョ)に ゆられてる
        恥ずかしやら うれしやら
        お嫁に行く日の 夢ばかり
        王(ワン)さん待ってて 頂戴ね

3.雪よ氷よ 冷たい風は
  北のロシヤで 吹けばよい
  晴れ着も母と 縫うて待つ
  満州の春よ 飛んでこい
  王(ワン)さん待ってて 頂戴ね

オキナグサ
    

この『満州娘』を5歳の頃、現地語で唄っていたという
    鹿児島市の鮫島由美子様から、次のような歌詞を想い出して頂きました。
                   (平成24年5月)


 1.ヌンスーアルファヤ マンチュークーウニャン
  サンユエシンホエ イエディーイユン
           エンチューウホウアアア チェンホワワアア
    ヌーウンスチチ アアア
               シンアイダランチ トンツォファ

「恋・おきな草」

オキナグサ             作詞・中間啓行
            作曲・松こうせい

1.かすみにけむる 春の野に
  真白き初毛 そよがせて
  はじらい染める くれないの
  花よ乙女よ おきな草

         2.風にも耐えて 春を待つ
           名もなき草に 埋もれて
           ひそかに燃やす 心こそ
           恋よ乙女よ おきな草

3.すそ野にわたる 春の音
  かぼそき姿 こぼれ陽に
  空しくあせる 悲しさは
  涙乙女の おきな草

         4.枯れ野にいつか 春は来る
           今日の色こそ つややかに
           ほこりて咲ける 晴れやかに
           夢よ乙女の おきな草


「迎春花(インチュンホワ)」

            作詞・西条八十
            作曲・古賀政男
            編曲・佐伯 亮
             唄・胡 美芳

1.窓を開ければ アカシヤの
  青い芽を吹く 春の風
  ペチカ歌えよ 別れの歌を
  春が来る来る 迎春花

          2.ひとつ開けば 陽のひかり
            ふたつ開けば 鳥の歌
            春の満州を 旅行く人の
            胸に挿す花 迎春花

3.春を知らせる 花ならば
  人の心も わかる筈
  今宵かの君 なにをか思う
  われにささやけ 迎春花

オキナグサ

       満洲唱歌
     「おきな草」の歌

1 首をかしげて 春日をあびて
  遊ぶ蝶々に 笑顔を見せる
  姿やさしい むらさき色の
  花よ お前は おきな草

2 風に吹かれて ほこりをあびて
  みだすしらがの 頭を見れば
  蝶々舞わせた 其のおもかげも
  どこへうせたか おきな草


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