frower2023年  9月のフィールドノートから

*9月20日 龍郷町自然観察の森
 アカハラダカが飛んでいないだろうかと早朝、自然観察の森のドラゴン砦を訪れた。一時間ほど観察を続けるも、タカは上がらず、暑くなってきたので諦めて、森を散策することに。そこら中からオオシマ
ゼミの甲高い金属的な鳴き声が聞こえる。水辺では全身真っ赤なアカテガニがのそのそと這いまわり、その近くでオットンガエルが置物のようにじっとしていた。近くの枝先にはカトリヤンマがぶら下がって
休憩している。この季節、アマミイシカワガエルは昼間シイの樹洞で休んでいることが多いが、今日は洞から出て幹に止まっていた。じっとしていると体色が苔と同化して案外目立たない。


▲金属的な声でヒーンヒーンと鳴くオオシマゼミのオス


▲水辺のじめじめした場所に姿を現したアカテガニ


▲昼間のオットンガエルは体色が黒ずんで見える


▲枝先にぶら下がるカトリヤンマ


▲苔と同化して目立たないアマミイシカワガエル


*9月27日 大和村湯湾岳
 某調査に同行して湯湾岳に。生憎の小雨だったが、無事に調査は終了。新たな分布域も確認でき、実りある調査になった。


▲葉の下で雨宿りするアマミハンミョウ


▲雨の中も動き回るダンゴムシの仲間


▲株立ちしたタネガシマムヨウラン


▲愛車に貼りついていたアマミハナサキガエル



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