概況 金作原は奄美大島に残された最も 原生的な森林のひとつで、一帯は国 有林で、スダジイやイジュなどの大木 とヒカゲヘゴのうっそうとした群落が太 古の森をほうふつとさせます。一年を 通じて奄美の森林性の野鳥が生息し ています。 交通 ・名瀬市内から:ハブセンター横の道 を進み、標識に従ってスーパー林道を 車で約40分。朝戸、小宿、知名瀬から もアクセスできます。 |
![]() ▲金作原の林内 |
探鳥のポイント スーパー林道上の金作原分岐点に 車を停めて、林道上をゆっくり歩きな がら観察します。時間は早朝が望まし いでしょう。しばらく歩くと、アカヒゲの 声やオーストンオオアカゲラのドラミン グ、運がよければオオトラツグミのさえ ずりも聞こえてくるでしょう。しかし、木 が茂っているので姿を観るのは困難 です。自然観察教育林になっているの で、樹木に名札がついています。木の 名前を覚えながら30分ほど歩いたら、 同じ道を引き返したほうがよいでしょう。 付近にトイレはないので要注意。ま た、ハブの危険があるので道から外れ ないようにしましょう。 観られる鳥 ・留鳥:オーストンオオアカゲラ、コゲラ、 カラスバト、ズアカアオバト、キジバト、ヒ ヨドリ、サンショウクイ、オオトラツグミ、ア カヒゲ、キビタキ、シジュウカラ、ヤマガラ、 メジロ、ルリカケス、リュウキュウコノハズ ク、アオバズク ・夏鳥:アカショウビン、サンコウチョウ ・冬鳥:シロハラ、ウグイス、アオジ |
![]() ▲餌を探すオーストンオオアカゲラ(♂) |
![]() ▲ シジュウカラ(♂) |