2013年の会報「あまみやましぎ」紹介

No.93 冬季号 目次

内   容 執筆者
活動報告 事務局
探鳥会報告 各担当
留鳥と冬鳥の亜種の識別について 鳥飼久裕 奄美群島に留鳥として分布するメジロ、ヒヨドリ、(オオ)トラツグミ、ウグイスは、冬季に別の亜種が渡ってきます。奄美産亜種と渡ってくる亜種との違いについて説明しました。
青森県仏沼での絶滅危惧種オオセッカの保全活動と個体数調査 高橋雅雄 奄美野鳥の会がオオトラツグミさえずり一斉調査を行っているのと同様に、NPO法人おおせっからんどでは絶滅危惧種のオオセッカの個体数調査を行い、保護活動につなげています。そのようすを立教大学の高橋さんに紹介していただきました。
バンディング報告 後藤義仁 宇検村の阿室集落でバンディングを行っている後藤さんによると、この冬は鳥が多く、オオアカハラやチョウセンウグイスが捕まったそうです。
奄美の在来種『ニホンミツバチ』を大切に 池田理奈 生物の人為導入による遺伝子の攪乱がいろいろと問題になっていますが、ミツバチも例外ではありません。池田さんの熱きメッセージをお読みください。
ヤッコソウの蜜を飲む鳥たち 小高信彦  油井岳に咲いていたヤッコソウに自動カメラを仕掛けたところ、数種の野鳥が吸蜜に訪れているのが確認されたようです。寄生植物であるヤッコソウの種子散布に関わっているのはどんな鳥でしょう?
長澤勲ギャラリー 長澤勲  奄美野鳥の会の絵師、長澤さんの野鳥ギャラリー。今回は表紙を飾ったリュウキュウヨシゴイとアカガシラサギの2種類のサギを披露していただきました。
白花探し 宮山修 白いノボタンに魅せられて宮山さんが始めた白花探し。シロバナツワブキやシロバナオキナワチドリなど、その種類はすでに12種になったそうです。変わり種の花たちを写真で紹介しています。


No.94 春季号 目次

内   容 執筆者
活動報告 事務局
探鳥会報告 各担当
オオトラツグミさえずり調査20周年特集 石田健、高美喜男、
その他
記念すべき20回目のオオトラツグミさえずり一斉調査を記念して、はじまった頃の苦労話や、今年の参加者からの感想、裏方の仕事などさまざまな方々からご寄稿いただきました。堂々23ページの特集です。
アマミノクロウサギ、オオタニワタリを食べる 永井弓子 アマミノクロウサギはいろいろな植物を食べますが、着生シダのオオタニワタリも食べることがあるようです。ちょっと変わった採餌事例をレポートしてもらいました。
「私」のライファー 天美いずみ 珍しい植物に目のない天美氏が奄美の森でまた変わった植物を見つけたみたいですよ。


No.95 夏季号 目次

内   容 執筆者
活動報告 事務局
探鳥会報告 各担当
トピックス 鳥飼久裕 ・自然環境功労者環境大臣表彰を受賞!
・土盛海岸にアジサシ防護柵を設置
わたりの季節 鳥飼久裕、里村茂、
後藤義仁
・2013年はBig Year ?(鳥飼)
・くっかる通信より(写真:里村)
・念願の鳥(後藤)
台湾探鳥ツアー 真田裕美子、高美喜男
森田秀一、藤本勝典
・台湾探鳥ツアー6日間(真田)
・台湾探鳥旅行記(高)
・台湾ツアーもうひとつの愉しみ(森田)
・やむららんツアー台湾川柳(藤本)
日本の夜明け
中新世の方舟
山室一樹 琉球の生物相の成り立ちについて山室さんに詳しく解説していただきました。中琉球の固有種はどこから来たのか?
自然雑感 宮山修、大村ひろし、
西真弘
・カラスの死体から吸汁するクロマダラソテツシジミ(宮山)
・ここは何処? 私は誰? 何故にあなたは?(大村)
・アマミミヤマクワガタについて(西)
私の本棚 スーパームーン 行かずに死ねるか!(石田ゆうすけ著)/動物おもしろカミカミうんち学(岡崎好秀著)/びんぼう神様さま(高草洋子著)/花さき山(斉藤隆介著)/しろいうさぎとくろいうさぎ(カース・ウィリアムズ著)
短報 山室一樹 AWCC(奄美野生生物保護センター)にてオキナワドロバチ


No.96 秋季号 目次

内   容 執筆者
活動報告 事務局
探鳥会報告 各担当
ハンミャ島海鳥調査レポート 永井弓子 2013年9月9日-10日、恒例のハンミャ島海鳥調査を実施しました。アナドリとオオミズナギドリの状況はどうだったでしょうか?
日本鳥学会2013年度大会に参加して 永井弓子 奄美野鳥の会は「オオトラツグミのさえずり一斉調査の20年」と題してポスター発表を行いました。
ルリカケスの巣を中から覗く 石田健 ルリカケスの巣箱調査を開始して20年、新たな試みとして市理原で試行中の櫓巣箱について、立案者の石田さんに試行錯誤の取り組みのようすをレポートしていただきました。
野生動物の救護をめぐる問題 伊藤圭子 負傷した野生生物を前にして、人はどうすべきなのか? いろいろな考え方がありますが、獣医師の伊藤さんのご意見をうかがいました。
奄美の魅力について 樋口公平 神奈川県在住の島外会員で奄美観光大使を務められている樋口さんに奄美の魅力を語っていただきました。
「わたし」のライファーVol.1-No.3 天美いづみ アマミデンダ、アマミカタバミ、ヒメミヤマコナスビ、コビトホラシノブ……
フィールド記録 ・コアホウドリ確認報告(吉原隆太)
・大和村嶺山でスジグロカバマダラ目撃(山室一樹)
トピックス ・ビオトープの再生作業が行われました 



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